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双子と俺の生活 ~契約~」(2008/01/24 (木) 15:14:01) の最新版変更点

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男「ふむ、つまり俺は君達と契約することによって君達に力をあたえる。」 男「そして君達はアリスゲームとかいう戦いでその力を使う...と」 翠「だいたいそんなところですね」 男「で、俺は何のメリットがあるんだい?」 翠「かわいい双子が家にいてやるですぅ♪幸せに思うですよ」 男「なんじゃそら...ま、いいか。ただ、学校が始まると俺は料理作ってやれないかもしれないぞ」 蒼「心配しないでください。家事は僕達がやりますよ。ほかに希望があれば何なりと申し付けてください」 男「家事任せちゃっていいのかい?」 蒼「はい」 男「よし、わかった。契約しよう。書類か何かに名前でも書けばいいのかな?」 翠「ちがうですぅ」 蒼「誓いのキスをしてくださればあなたの手に指輪が現れるはずです」 男「キスしていいのかい?」 翠「しなきゃ契約できないですぅ」 蒼「さぁ、誓いのキスを...」 そういって蒼星石は手を差し出したが、男は完全に勘違いしていた。 ちゅっ 男の唇と蒼星石の唇がふれた 蒼「!!」 翠「な!!ちょ、ちょっと何してるですか!!」 男「ん?誓いのキスだけど...指輪なんて現れないぞ」 翠「このアホ人間が!!キスするのは手にするのですよっ!!」 男「え?」 蒼星石は唇をごしごしと拭いている。だが、彼女の顔がほんのり赤くなっている気がしないでもない。 男「ごめん!!本当にごめん!!わざとじゃないんだ!!」 翠「かわいい妹になにしてくれてるですか!!」 男は必死に謝るも翠星石が蹴りを入れてくる。 男「すまない!!わるかった!!ゆるしてくれ!!」 翠「ぜぇ~~ったい許さんです!!このっ!このっ!」 蒼「お、落ち着いて翠星石!さっきは僕も説明不足だったんだし...ね!」 蒼星石が必死に翠星石を止める。 そして翠星石の怒りが多少収まったころ。 男「改めまして...」 蒼「...誓いのキスを...」 翠「手に!!ですよ!!」 男「...ああ」 ちゅ 男「なんだ...指が熱い...」 男「お、指輪だ。なんかかわいいなこれ。契約はこれでいいの?」 蒼「はい。ではマスターこれからよろしくお願いします」 男「おお」 蒼「さ、翠星石。次は君だよ」 翠「うう...気がすすまねぇですけど...しゃーねーですぅ...ほれ人間、誓いのキスを...」 翠星石は手を差し出す。男は軽く口付けし、契約を交わす。 翠「まったく...ばか人間、これからちゃんと私達のローザミスティカを護るですよ」 男「ああ。よろしくな」 蒼「一息ついたとこだしお茶にでもしませんか?」 翠「賛成ですぅ。紅茶が飲みたいですぅ」 男「わかった。じゃあ紅茶入れてくるから二人ともくつろいでいてくれ」 蒼「いえ、マスターは座っていてください。僕がやりますから」 男「いやいや悪いよ」 蒼「マスターのお役に立つのが僕達の役目ですから」 そういうと蒼星石はキッチンへ行ってしまった。 男「...悪いことしちゃったな。まださっきのこと怒ってるのかな?」 翠「しらんですぅ」 男「明日改めてあやまっておくか...」 翠(どうも変なやつですぅ...あ、あれは...) 翠「人間」 男「ん?」 翠「風呂入ってねえならさっさといってこいですぅ」 男「お、悪いね」 翠「ゆっくり入ってこいですぅ~」 そういうと男は風呂へ行った 翠(ヒッヒッヒ...この隙にPCの中身を確認してやるですよ♪) 翠(ジュンの家で少し覚えといてよかったですぅ♪) PCを起動させる 翠(早くするですぅ~...) 蒼「なにやってるんだい?」 翠「ほあっ!!なんだ蒼星石でしたか...脅かすなですぅ。PCのチェックですよ」 蒼「ま~たそういうことする~。怒られても知らないよ」 翠「大丈夫ですよ。蒼星石はしんぱいs バタン 翠「げげっ!!もう出てきやがったようです!!」 蒼「どうする!?まだ起動中だよ!!」 翠「こうなれば...」 ヒュンッッ コンセントを引っこ抜いた。 翠「一件落着ですぅ♪さ、お茶にするですよ」 蒼(....) そのすぐ後に男は部屋に入ってきた。そして三人で雑談を交えた。 蒼「ではマスター。そろそろ僕達は寝ますね。おやすみなさい」 男「うん。でもベッドは一つしかないぞ」 翠「なに変なこと考えてるですかぁ?私達は鞄で眠るから心配無用ですぅ」 男「あ、そうなの」 翠「そうです。おやすみ~ですぅ」 バタン 二人の鞄が閉じられた 男(しかし春先とはいえ、あんな鞄の中では寒いだろう) 男はそう思い自分の掛け布団を鞄の上に被せ、自分はコートを着て眠りについた。

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