お手入れがメンテナンス
エアガンは消耗品です。いつか必ず壊れます。でもメンテナンス(お手入れ)をしてあげると、寿命が伸びます。
サバゲで酷使された銃は特に消耗スピードや劣化が早いので、家に帰ったらまずメンテナンスしてあげましょう。
共通項
バレル 銃身。BB弾を安定させたり加速させたり、重要な部分。まずはここ。
- バレルは基本的にドライな状態を保つ。オイルやゴミの付着は精度の低下につながるよ。
- マルイ製品なんかをを買うとついてくる、クリーニングロッド(笛の掃除する棒みたいなの)先端の細長い穴に、幅1センチぐらいに細切りしたティッシュを通し、クルクル巻きつける。
- 銃口側からバレルに突っ込んで、ゆっくり回転させながら引き抜く。ほら見てごらん、恥ずかしい垢がついているよ。
- ティッシュを取り替えつつ、何度か繰り返して、汚れが付着しなくなったら終わり。
- あまり強く押し込んだり、無理に回転させるとチャンバーパッキンに負担がかかるので優しく。
- ティッシュを巻きつけすぎると中で詰まって悲惨なので、軽く抵抗あるぐらいがベスト。
チャンバー 薬室。BB弾を発車直前まで保持している部分。ホップをかけたりするいやらしいゴムもついている。
- チャンバーもオイルをつけすぎない。ぬらぬらと照り輝くチャンバーを見ると欲望が首をもたげてくるけど、だめだよ。
- 基本的にはバレルのクリーニングと同じように行う。
- 柔軟性の確保と劣化予防のため、シリコンスプレー(細部用の細い筒をつける)を軽く吹き付け、綿棒なんかでオイルを拭き取る。
- 千切れてきたら交換時期。早めに交換しよう。
- バレルは金属が多いけど、こっちは薄いゴムっぽいもの。慎重に作業しましょう。
作動部分 発射時に動いている部分。動くということは摩耗する。そしてその時に削れたものは、ゴミになって銃に負担をかけているよ。
- 作動部分に対してはグリスを使う。シリコンスプレー(シリコンオイル)では役不足。
- 部位にもよるけど、基本的にミニ四駆・ラジコン用グリスがいい。あまり粘度の高いもの、極端に低いものは避ける。
- 動いている部分を外し、接触・作動している部分を全てティッシュや綿棒、ウェスで綺麗に拭き取る。真っ黒のが付着するだろう?それがゴミと汚れ、つまり君自身だ。
- 薄くグリスを塗り、組み立てて作動させ馴染ませる。
- はみ出てきた余分なグリスをふき取り完了。
- つけすぎない事が重要。逆に足りないと摩耗し、抵抗になる。足りない頭でバランスを考えろ。
- むやみに分解すると戻らなくなる事もあるので注意。度を超えた分解はメーカーサポートも受けれなくなる可能性もある。
これで君の相棒の寿命が伸びるぞ!やったねたえちゃん!
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最終更新:2010年03月24日 05:31