ロン・カーター

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ロンは、1937年5月4日、アメリカ・ミシガン州にて、8人兄弟の1人として生まれた。
彼は最初チェロを習い、クラシックの道に進もうと試みたが、あろうことに時代の人種差別によってこれを社会的に否定されてしまう。
「なんで黒人がクラシックやりに来てるんだ」と憧れであったシンフォニー楽団のプレイヤーに言われてしまう。
この時、ロンはクラシックを諦めても音楽を諦めることはせず、ダブルベース奏者として専らジャズに転向して行くことになる。
50年代後半でその頭角を徐々に現していき、当時革新を追い求めていたジャズの帝王マイルスがこれを見つける。ロンはその後、マイルス二期クインテット(あまりにすごい演奏をするため黄金クインテットと形容される)のベーシストとして名を馳せることとなる。
しかし、アコースティックの限界を突き詰めたと判断したマイルスは60年代後半にして電化を試みる。
そしてロンに「エレキベースに転向してくれないか」と言われこれを拒否。アコースティックに執着心があったのだと思われる。
これ以降、マイルスバンドを脱して様々なビッグネームとセッション・録音していきジャズジャイアントとして活躍。
名誉博士号を取っている教授でもあり、ピッコロベースを開発した張本人である。また通電ベースも使用している。

プレイ
所謂ヘタウマである。
クラシックを目指していたにしては音程がとても悪く、アルコもうまいとは言えない出来、さらにはビートも不安定でよく走る。
しかし彼にはそれを凌駕するほどのセンスと存在感も持ち合わせている。
粒立ちが良くトーンの伸びも綺麗でスウィング感は素晴らしく彼特有のシンコペーションは特筆に値する。4ビートに固着せず三連譜もガンガン入れるアイディアマンだ。
まず聞いてみないと分からないだろう。一度聞くと個性が強くてすぐロンの音だと分かるようになるが。

自信のプレイについては至極消極的で「どうせオレの音なんか聞いてないし…」と拗ねて部屋に引き篭もることも多々あったそうだ。オレか!
事実60年代ではライブをサボることが良くあったそうな

Miles Davis Quintet - Walkin' 1
ショーター(サックス)ソロの後半部は圧巻


  • 親日家でもあるんだっけ?CMとか多く出てたよな -- 名無しさん (2011-06-28 05:19:32)
  • 動画見れなくなってたので替えときました -- 名無しさん (2011-06-28 23:02:06)
  • 今でも来日してライブしてるよ -- 名無しさん (2011-07-28 23:18:24)
  • 確かにグルーヴ感は抜群だが、あのピッチの不安定さはいただけない -- 名無しさん (2011-08-01 14:51:52)
  • フジテレビ系で放映された伝説的変態幼児番組「ウゴウゴルーガ」の1コーナー「教えてえらい人」に、「ジャズの偉い人」として出演したことがある。 -- 名無しさん (2012-10-21 12:07:18)
  • 12月のライブに行ってきたんだが、本当にピッチは悪かったよ 演奏は最高だったけど -- 名無しさん (2013-01-23 09:32:40)
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最終更新:2013年01月23日 09:32
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