都立高校入試で合格するための
おすすめ社会科問題集・参考書
都立入試で理社を得点源にしよう!最小限の努力で最大限の効果を発揮する問題集はこれだ!
都立高校入試において、理社の出来は合否を大きく左右します。受験生のなかには、国数英の主要3教科ばかりに勉強時間を割いて、理社は入試1~2ヶ月前から勉強をスタートするという子もいますが、それは非常に危険な勉強の仕方です。基本的には、最低でも中3の春からは理社の勉強を開始するべきでしょう。
暗記内容は非常に多く、特に社会科の歴史分野などは、暗記に多くの時間を費やします。また、近年の入試傾向としては、丸暗記では解けずに、理解や思考が必要な問題も増えています。ここでは、都立入試の理社対策に最適な問題集や参考書を紹介します。
1.壊滅的な地理・歴史を短期間で効率よく勉強したい
受験生のためのおすすめ問題集・参考書
「3年の公民はある程度覚えているけれど、1~2年の地理・歴史がスッカスカだ…」そんな受験生は決して少なくないはずです。だからと言って、教科書の太字をやみくもに覚えたり、まとめノートを作っていたら効率が悪く、受験日までに間に合いません。地歴が壊滅的な受験生の救世主となる問題集・参考書として、以下のものを紹介します。
定番なのが『高校入試合格BON!社会』で、都立入試対策として最も使用者の多い問題集の一つです。問題集と参考書がドッキングしていて、短期間で要点を押さえることができます。教科書を読んで流れをつかんでから取り組むといいでしょう。
私が最もおすすめするのが、理社出版の『1・2年の復習社会』です。上の問題集と比べてマイナーで、あまり知られている問題集ではありませんが、知る人ぞ知る超優良問題集です。本の中身は理社出版公式サイトから、目録の「社会」→「地理」「歴史」をクリックしてください。これだけは絶対に覚えなければならないという重要語句を穴埋めする形式になっています。別ページには答えのページもあります。簡単な問題集もついています。特筆すべきは本の薄さで、88ページしかなくとても薄いです。分厚いと挫折しやすいので、短期間で仕上げるには最適の本になっています。語句穴埋め欄に赤シートで消えるペンで語句を書き込み、赤シートで暗記するのも暗記法でしょう。
7日間で一通りの総復習ができるように構成されている「7日完成」シリーズも人気です。見やすい書き込み式になっており、基礎知識の確認と実力完成テストで入試に向けた実力をつけます。
2.おすすめ社会科実戦問題集
上の項目の本を使って基礎を固め終わった方や、塾などで既に基礎知識は頭の中に
入れているという方は、実戦問題集を買って、実際に知識を駆使して問題を解く練習
が必要です。語句を暗記しても、問題を解いて覚えた知識を吐き出す練習をしなければ、
真の意味での社会科の実力がついたとは言えません。ここでは、都立高校社会入試に
おすすめの対策問題集を紹介します。