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機動戦艦ナデシコ

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機動戦艦ナデシコ

●5点
 劇場版を見て気に入ればテレビシリーズも見ればよい。
 エヴァのパロディとか、スーパーロボットのパロディとか
 いろいろひねってはいるが、今ひとつつきぬけなかった。
 しかし、存在感としては、平均より少し上に位置する。

●8点
 人類が火星にまで進出した時代、突如襲来した木星トカゲなる
 謎の機械軍団に火星は壊滅状態、地球もその脅威に晒されていた。
 火星を母体とする企業ネルガルは、見捨てられた火星の生き残りの
 救助と言う名目で戦艦ナデシコを建造。人格を度外視して現時点で
 考えられる最も有能なスタッフを集める。
 主人公テンカワアキトは、火星で木星トカゲ襲来に巻き込まれた
 はずだったが、何故か地球に転移し、コックを目指していた。
 彼はナデシコ艦長であり幼馴染でもあるミスマルユリカと会うため
 ナデシコに乗り込むが… 
 ミスマルユリカ、ルリなどの見目麗しい女キャラに注目されがちな
 この作品だが、その内容はかなりSF色が強い。
 ボソンジャンプやテラフォーミング、ナノマシンインプリンティング
 による機械の操縦など、興味深い設定とまたそれを十二分に
 生かしたストーリーに、当時中学生くらいだった私はすっかり
 SFファンにさせられた。
 萌え+SFを確立した本作品だが、そのエッセンスは後年の作品
 ヴァンドレッドにも受け継がれているのでナデシコが好きな人は
 見てもいいかもしれない。

●6.5点
 一昔前に流行った「大月売り」の典型的作品。
 SFをベースにメカと美少女とオタク的予定調和の「現実」を乗せて、メディアミックスで全面展開した作品。
 幅広い魅力のキャラと隙のない構成はさすがにキング全盛期を感じさせる。
 俺はこの作品に込められた「オタクなんてこの程度で転ぶだろ」
 っていう安っぽいメッセージが大嫌いなんだが、当時のブームも勘案してやや甘めの点数とした。
 アニメオタクであることには自覚的だが、最近のギトギトの萌えアニメは…って人には向いているのでは。

●9点
 SF、ギャグ、恋愛、シリアス
 いろいろなものがはいっている作品
 個性的なキャラが魅力的

●TVアニメ3点 劇場版9点
 TVアニメの方は終始寒いギャグの連発、終わり方も急すぎ。
 あとゲキガンガーうざすぎ。
 劇場版はアニメとは正反対にシリアスに仕上がっていて、何より作画が神。
 ただ結末が少し後味悪い…

●TV8点、映画5点
 TV版は色んな要素がつめこまれてるって点で漏れ的には高評価
 SFの設定も良く出来てると思った
 逆に萌えとかベタなギャグとかゲキガンガーとかがあわなければつまらんと思うが

 映画版はアニメが好きだった側にしたらショッキングなストーリー
 更にナデシコらしからぬシリアスな展開
 ただ、「数年後」ということで、ループせず、話を打ち切った所は良かった

 思うにどちらかは面白く感じると思うんだけど、
 両方ともはなかなか好きにはなれないと思われ
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