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無限のリヴァイアス

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無限のリヴァイアス

●8点

最近観たばっかりなのだが、鬱アニメということなのでジャンル的に楽しめそうだと
いうことで観始めた。種や蒼穹のファフナーは好きで、同じキャラデザインであったのも
観やすかった要因の一つか。序盤はつまらない戦闘の繰り返しで退屈だったが(まあ
自分の中でアニメにおける戦闘に対する比重というのはたいしてない)後半のこずえを
始めとして壊れていくところでゾクゾクした。ただもう一押し鬱になる展開がほしかった。
例えばファイナがあおいを殺したりもっと影で暗躍するなど。だが人を殺さずに鬱展開に
する手法は見事だと思った。暗い話が嫌いな人はつまらないと思う。


●0点

本作のキャラは「ガンダムW」の五飛風にいうと、「弱いくせにでしゃばるな!!」という事になるかもしれない。
Wのキャラでも五飛にはどうにも好感を抱きようがなかった(五飛自身、自身の弱さを頑なに隠そうとしている部分がある。
ただし天の邪鬼なので、本心では自身の弱さを認めてはいても、それを謙虚な態度で出す事はない。)が、本作のキャラは五飛以下、
いや、五飛から「弱いモン」呼ばわりされたって文句の言えない連中だと言える。

そんな弱いモン同士の集まりだし、醜いエゴ剥き出しで争っている姿は五飛のように、
自身の信じる正義の為に自身も犠牲にする事をいとわないというものではないのだし、
自分だけが生き延びたい、自分だけがお山の大将でいたいという風にしか映らなかった為、
親がこの光景を見ていたならば「今日限りお前とは親子の縁を切る!!」か、
師弟関係だったら「お前は破門だ!!」という事になったのは想像に難くない。

SF版「蝿の王」とか、「宇宙ドラゴンヘッド」とともいえそうな部分があるものの、
それでも本作は、それらの作品が辿る悲壮感とは無縁のラストだったし、どんなに現代社会の歪な形をSF漂流ドラマで描いているとしても、
「イデオン」のような壮大さとスケール、そして考えさせられるテーマとは無縁だったし、只、不快感だけが残った。

ラストもあまりにも短慮だし、もし、メガホンを採っていたのが富野由悠季だったらあんなラストにしなかっただろうし(間違いなくイデオンと「ダンバイン」的にしただろうが。)、
高橋良輔にしても作風を変えて造っていたのだと思う。

そんな連中がハッピーエンドを迎える事自体が許せなかったし、「お前らがハッピーだったら、ネロとパトラッシュはとっくにハッピーになって死ぬ事もなかったわ!!」と断言できる。
ソロシップよりも条件的に恵まれているのに、ソロシップ以下の以下という連中の集まりだったので、良いものも良くなる筈もない。

現代世情がこうであったら尚更救いがないし、ゲドフェルト・フェノメーンよりも遥に恐ろしいイデの発動を迎えない様にする努力を我々人類はしているだろうか。


●0点
未熟なのではなく、「愚か」。全く愚者の楽園とはこのこと。

●6点
無限のリヴァイアスが今現在放送中だったら、すごいことになっていただろう。かつてのローゼンメイデン並みのスレ数を消費し続けたに違いない。青臭い題材、論争になりそうな争点がてんこもりだったから。「正義とは?秩序とは?」「殺人とは?宗教とは」「社会とは?階層とは?」「政治とは?暴力とは?」とか。2ちゃんねるがメジャーになる前の放送でよかった。

●8点
鬱アニメといえば毎回名前の挙がる本作品。数々のレビュアー達が高得点を付ける理由が知りたくて視聴開始。見終わった今もう一度レビューに目を通すと、みな精度が高いなと感心(・∀・) 具体的な内容は被るだけなので敢えて(ry 序盤は確かに置き去り感が強い。しかもキャラ立ちが曖昧で名前と顔がなかなか一致しなかった。 1話からリヴァイアス号の船内のみの舞台で絵的にもメリハリ感は薄い。この掴みの弱さは2クール消費のアニメじゃ致命的だと思われるが、この作品は違った。とにかく次回が気になる。「26話一気に視聴が苦にならなかった」では無く、「苦痛から早く解放されたくて26話一気に観てしまった」が正しい。この場合の苦痛とは、リヴァイアスという「社会」のクルー達に感情移入してた証だと思う。 OPが秀逸で一つの目安にもなる。序盤の置いてけぼり状態で何気に観てた時と、中盤くらいから毎回観るOPは明らかに変化してくる。(挿絵とか26話全部同じなのだが)これほど噛めば噛むほど味が出るOPは初めてだ。是非この変化を感じてもらいたいと思う。これから見始める人はOPは飛ばさずに毎回観て欲しい。無限のリヴァイアスってどんな作品?と聞かれたら、胸を張って「鬱アニメ」と言いますね。それだけ毒素が強い作品でした。夕方放送とか本気で信じられないw もう一度観たいとは思わないが、一度は観ておかないといけないアニメだなと思った。最終回が終わった今は、なぜかまたリヴァイアスの社会に戻りもう一度旅をしたい気分です。

●4点
前半の状況説明も上手くなされぬままの無理やりな急展開にぐだぐだ感を感じた。後半のストーリーの盛り上がり方は面白い。ただ気になったのは主要キャラの極端な感情表現を強調し、それに伴って強引に物語を作るかのような展開には食傷という言葉を強く感じざるを得なかった。 絵も十年前のアニメじゃなかろうかと思うほどのクオリティ。 正直今のアニメに慣れ過ぎた漏れには辛かった。という訳で4点。

●9点
SF版「蝿の王」。暴力性がとことんリアル。序盤のつかみが弱いのと、絵柄のせいで最初混乱する。構成・舞台設定と大変研究されており、ラストも見事だが、納得できない人がいるのも分かる。人を選ぶ作品です。

●8点
子供だけで宇宙船を運用し宇宙を放浪する。大人のいない逃げ場のない密室での少年少女のドロドロとした人間関係を細かく描写。戦闘や日常生活での不満やストレスに追い詰められた極限状態でのエゴとエゴのぶつかり合いが良く描写されている。恋あり、友情あり、リンチあり、レイープありな鬱展開好きにはたまらない内容になっている。作画も当時としては頑張ったほうだと思う。設定もなかなか考え込まれているので理系の人間は楽しめるかも。個人的にもかなり好きな作品なので10点をあげたいところだが、最後が微妙なハッピーエンドなところで-2点。

●7点
宇宙を放浪することになった少年少女達の成長物語。鬱方向の人間描写では素晴らしい出来。最後の締め方は好き嫌いあると思うが、俺は嫌いじゃない。最後までよく分からない設定も多かったので、そこは何とかして欲しかったところ。

●8点
宇宙艦で漂流する数百人の少年少女。襲いかかる謎の敵。変にリアルなロボットアクションは魅力に乏しく、見所は艦内でひたすら繰り広げられるドロドロとした人間関係。こんなアニメ、よく夕方に放送していたもんだ。皮肉の効いた戦いの結末は良かったけれど、最終話の展開は賛否が分かれそう。

●8点
宇宙船リヴァイアスに乗ることになった少年少女たちが、戦いと生活の中で成長していく話。戦闘シーンはいまいちだが・・・。主人公よりも他のキャラが魅力的。脇役もかなりキャラが立っている。

●8点
登場人物がじわじわと追い詰められていられていく展開がイイ!!。特に主人公の白鳥哲氏を中心とした声優陣の演技は特筆もの。難点を挙げるとすれば登場人物&専門用語がかなり多いため序盤の展開がわかりずらいぐらいか。

●9点
実習船に取り残された400人の少年少女達の放浪物語。群像劇、バイオレンス、SFアクション、そういった形容以前に、これは第一級の政治ドラマだ。

●8点
リヴァイアスは俺も好評価だな。8点。ただ、個人的にはもっと殺伐としても良かったかもw主要キャラが生きる死ぬかハラハラするぐらいの勢いで。

●9点
見ててハラハラドキドキ。なかなかなもん。

●7点
黒田脚本のってた頃のSF漂流期。話の進み方は遅いが後半の怒涛の欝展開はみる価値あり。実は「蠅の王」という小説のオマージュらしい万人に薦められる

●6点
漂流教室を彷彿させる、漂流した宇宙船で青少年たちが社会をつくる作品。あまり緻密な分析などをせず、アニメって感じで大雑把に社会形成を描いてる感じですが、むしろ製作者側はわざと社会形成の部分に拘らない様につくったという印象を受けた。そこが個人的には減点。もっと良い感じな世界観をつくれる素材なのに・・・という感じ。でも面白い。
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