- 目次
- 概要
- ストーリー/キャラクター
- エピソードリスト
- あらすじ、補足
- 長編・関連作品
- 備考、収録状況
- 外部リンク
概要
『
ドラ猫大将
』(
Top Cat
)は、ハンナ・バーベラ プロダクションのテレビアニメシリーズ第5弾。1960~1961年放送。全30話(1シーズンのみ)。
日本では1963年10月から1965年8月までNET系列で放送(当時の邦題は「どら猫大将」)。現在はカートゥーン ネットワークのブーメラン枠にて再放送の機会が度々与えられている。メインキャラクターの多くに落語家が起用されるなど、後の「チキチキマシン猛レース」等に繋がる高桑慎一郎氏オリジナル演出の邦訳は本作から始まったとされる。
ストーリー
舞台はニューヨークのとある下町。ドラネコ横丁と呼ばれるその一帯では、ドラ猫大将とその仲間達が日々不真面目に暮らしていた。
キャラクター
ドラ猫大将
/
Top Cat
[ 吹替: 谷幹一 ]
赤帽子と赤ベストを着込んだ黄色い猫。横丁一帯に住むドラ猫5人のリーダー役で、皆からは「大将」(TC)と慕われている。少し気取り屋で我儘なところもあるが、仲間思いで世渡り上手な憎めない性格。お金と恋人にだけはまるで縁がなく、いつも一攫千金を狙って失敗を繰り返している。
住居は路地裏のゴミ箱(ブリキ缶)。二つのフタを組み合わせドラのように打ち鳴らせば、どこからでも仲間たちが飛んでくる。
赤帽子と赤ベストを着込んだ黄色い猫。横丁一帯に住むドラ猫5人のリーダー役で、皆からは「大将」(TC)と慕われている。少し気取り屋で我儘なところもあるが、仲間思いで世渡り上手な憎めない性格。お金と恋人にだけはまるで縁がなく、いつも一攫千金を狙って失敗を繰り返している。
住居は路地裏のゴミ箱(ブリキ缶)。二つのフタを組み合わせドラのように打ち鳴らせば、どこからでも仲間たちが飛んでくる。
ベニ公
/
Benny the Ball
[ 吹替: 三遊亭歌奴 ]
白い上着を着た紫色の小猫。2.5頭身というボールのように丸っこい体型から、“ドラ猫仲間のマスコット的存在”と呼ばれたこともある。おっとりした性格のノンビリ屋だが、なぜだか騒動の引き金になりがち。大将とは幼稚園来の付き合いだといい、ドラ猫仲間の中では一番活躍が多い。
実母の台詞によると、本名はベンジャミン。
白い上着を着た紫色の小猫。2.5頭身というボールのように丸っこい体型から、“ドラ猫仲間のマスコット的存在”と呼ばれたこともある。おっとりした性格のノンビリ屋だが、なぜだか騒動の引き金になりがち。大将とは幼稚園来の付き合いだといい、ドラ猫仲間の中では一番活躍が多い。
実母の台詞によると、本名はベンジャミン。
チューチュー
/
Choo-Choo
[ 吹替: 立川談志 ]
タートルネックを着たピンク色の猫。スマートな体型と三日月形の瞳が特徴で、種類はシャム猫らしい。これといった欠点の無い無難な性格だが、恋に落ちると途端になよなよしくなり自信を失う。ドラ猫仲間の中ではベニ公の次に活躍が多い。
消防署の飼い猫らしい。
タートルネックを着たピンク色の猫。スマートな体型と三日月形の瞳が特徴で、種類はシャム猫らしい。これといった欠点の無い無難な性格だが、恋に落ちると途端になよなよしくなり自信を失う。ドラ猫仲間の中ではベニ公の次に活躍が多い。
消防署の飼い猫らしい。
サンタ
/
Fancy-Fancy
[ 吹替: ]
マフラーを締めたオレンジ色の猫。メス猫にもてるプレイボーイだが、いつもいいところで大将に呼び出される。
マフラーを締めたオレンジ色の猫。メス猫にもてるプレイボーイだが、いつもいいところで大将に呼び出される。
クロヘイ
/
Spook
[ 吹替: 和久井節緒 ]
黒いネクタイを締めた黄土色の猫。愛嬌のある顔立ちだが、これといった個性は無い。
黒いネクタイを締めた黄土色の猫。愛嬌のある顔立ちだが、これといった個性は無い。
オタマ
/
Brain
[ 吹替: 向井真理子 ]
紫色のシャツを着たオレンジ色の小猫。トロンとした目つきが特徴。頭が弱く、頼りない。
紫色のシャツを着たオレンジ色の小猫。トロンとした目つきが特徴。頭が弱く、頼りない。
ディブルさん
/
Officer Dibble
[ 吹替: 長門勇、田の中勇 ]
ドラ猫横丁の一帯を受け持つ警察官(平巡査)。気が良く庶民的な「下町のおまわりさん」という印象で、情に厚く涙脆い。横丁を汚す大将達には厳しく目を光らせている(彼らの逮捕が目標でさえある)一方、長年の付き合いから割と砕けた関係でもある。実直かつ不器用な性格から貧乏くじを引くことも多いが、反対に幸運のお零れに預かることも少なくない。妻子持ち。
フルネームはチャーリー・ディブル。大将がディブル・ダブルと呼ぶ回もあるが、これはあくまで揶揄的なもの。
ドラ猫横丁の一帯を受け持つ警察官(平巡査)。気が良く庶民的な「下町のおまわりさん」という印象で、情に厚く涙脆い。横丁を汚す大将達には厳しく目を光らせている(彼らの逮捕が目標でさえある)一方、長年の付き合いから割と砕けた関係でもある。実直かつ不器用な性格から貧乏くじを引くことも多いが、反対に幸運のお零れに預かることも少なくない。妻子持ち。
フルネームはチャーリー・ディブル。大将がディブル・ダブルと呼ぶ回もあるが、これはあくまで揶揄的なもの。
エピソードリスト
- ハワイへ行こう/Hawaii Here We Come
- ルビーを探せ/Maharajah of Pookajee
- 早合点は損/All That Jazz
- お馬騒動/The $1,000,000 Derby
- カーネギーホール出演話し/The Violin Player
- 百万ドル損した話/The Missing Heir
- 恋患い/Top Cat Falls In Love
- 親孝行/A Visit From Mother
- 倉庫泥棒手伝い/Naked Town
- どら猫警部/Sergeant Top Cat
- 恋の橋渡し/Choo-Choo's Romance
- ダイヤ泥棒/The Unscratchables
- とんだ拾い物/Rafeefleas
- 猫に小切手/The Tycoon
- とんだお客様/The Long Hot Winter
- アリクイ騒動/The Case of the Absent Anteater
- バスケットの赤ちゃん/T.C. Minds the Baby ※
- 新しく来たオマワリさん/Farewell, Mr. Dibble
- 海賊の宝物/The Grand Tour
- ベニ公の仇うち/The Golden Fleecing
- 宇宙へ飛び出そう/Space Monkey
- 大将の仮病/The Late T.C.
- ディブルさんの誕生日/Dibble's Birthday
- ぼくらは同級生/Choo-Choo Goes
- 一日王様/King for a Day
- 大将の金もうけ/The Con Men
- ディブルさんの休暇/Dibble Breaks the Record
- テレビ騒動/Dibble Sings Again
- ディブルさんの用心棒/Griswald
- 怪盗ルンペン/Dibble's Double
※ #17はカートゥーン ネットワーク未放送作品。
あらすじ
- #1 ハワイへ行こう/Hawaii Here We Come
ハワイ行きのチケットを引き当てたベニ公。大将らドラ猫仲間もベニ公のトランクに潜り込み、ハワイへの密航を決行する。しかし客船が港を出る直前、親切代にドル札を渡したお婆さんを追って、船上にディブルさんまで乗り込んできたからさあ大変。おまけにお婆さんの正体は偽札犯の変装姿であり、証拠を抱えて逃げ場を失ったその偽札犯は、大将らが潜む救命ボートに偽札入りトランクケースを放り込んでしまう。
- #2 ルビーを探せ/Maharajah of Pookajee
多額の財産と気前の良さで知られるマハラジャ王国の皇太子が、ニューヨークの界隈で一泊すると報じられた。チップが欲しい大将達は皇太子が泊まるとされる高級ホテルへと待ち伏せに出向くが、入口で警備を務めるはディブルさんだった。こうして門前払いとなった6匹は作戦を変更。今度はまだ来ぬマハラジャ皇太子(&付き人)として、宝石(おはじき)のチップを振舞いるつ、ホテルでの厚待遇を楽しむことに。
- #3 早合点は損/All That Jazz
都会に住みよい居場所を求め、ニューヨークのドラ猫横丁を訪れたドラ猫;ジャズ。そこで大将のポジションに目を付けたジャズは、近所の玉突き場を掌握した上で、界隈のドラ猫(と警察官=ディブルさん)を自分側に懐柔していく。こうしてジャズにベニ公を除く4匹の仲間はおろか、挙句に恋人まで奪われた大将は怒り心頭。そこで大将は愚鈍なオタマを利用し、自分がダイヤ採集にアフリカに発つとの怪情報を流す。
- #4 お馬騒動/The $1,000,000 Derby
馬を呼び物にした移動写真屋を始めたベニ公。一方、チューチューらは移動屋台を始めるが、屋台のホイッスルに驚いた馬は突如暴れ馬と化し、町中で総額1000万ほどの損害を出してしまう。これに困った大将達は馬を棄てるか売り飛ばそうと企むが、どれも上手くいかず失敗を重ねてしまう。しかし、その最中、実は馬が俊足の持ち主だった事が判り、大将はこの馬を元手無しで競馬に参加させるための作戦を考案する。
- #5 カーネギーホール出演話し/The Violin Player
街角でバイオリンを弾いていたベニ公。偶然その音色を耳にし感動したカーネギーホールの支配人は、自分のホールで演奏をやってみないかと持ち掛ける。実はその音色の正体は街角のレコード店の店(と買い手のディブルさんの家)から流れていた録音に過ぎなかったが、偶然が重なり事実に気付かない大将は、支配人と5000ドルの出演契約を結ぶ。
- #6 百万ドル損した話/The Missing Heir
小柄で青色で、足の裏には青痣があるベニ公。その特徴は奇しくも新聞に掲載されていた行方不明の遺産長者と一致した。見に覚えが無いベニ公本人はさておき、彼こそ遺産長者と確信した大将らはベニ公を屋敷まで運び込む。ところが屋敷には第二相続人候補の召使いと番犬がいて、2人は共謀してベニ公を亡き者にしようと暗躍するのだった。
- #7 恋患い/Top Cat Falls In Love
扁桃腺を患ったベニ公を見舞いに、入院病棟まで駆け付けたドラ猫たち。唯一、病院嫌いな大将は渋々という様子だったが、看護師のメス猫を見てからは一変。見舞いの名目で病院に通いつめるようになったどころか、ベニ公退院後は自ら仮病で病院に入院する。一方、事情を知らないディブルさんと他のドラ猫仲間は、なかなか退院しない大将を心配し、病の回復を願ってとある作戦に出る。
- #8 親孝行/A Visit From Mother
母親への手紙で嘘の出世話を書き続けていたベニ公の元に、ある日、母親から日帰りで会いにくるという連絡が届いた。今さら母を失望させたくないと思い悩むベニ公に対し、事情を聞いた大将とドラ猫仲間は、手紙の設定を再現すべく、皆で一芝居を打つことに決める。一方、母の送迎用にと大将達にパトカーを取られたディブルさんは、借りたタクシーを自分で運転して大将達の後を追う。
- #9 倉庫泥棒手伝い/Naked Town
ドラ猫横丁がドラマロケに使われることになった。放送局の補佐役にはディブルさんが、その更なる補佐役としては大将らが協力を申し出る。しかし、話を知り、テレビ局に先駆けて現れたギャング団は、撮影と称して横丁の倉庫から一切合財を運び去ってしまう。真相は全てが終了した後になって判明し、騙されたディブルさんは休職、運搬に協力した大将らは留置所行きとなってしまうが……。
- #10 どら猫警部/Sergeant Top Cat
大将達が汚してばかりいる横丁に警察署長が訪れることになり、大将を補導する機会が来たと喜ぶディブルさん。しかし事情を知った大将は横町を清掃したどころか、ディブルさん考案の提言まで盗み署長に取り入ってしまった。そのうえ間が悪いディブルさんは署長から目をつけられるようになり、一方、要領の良い大将は模範市民として警部の資格まで与えらることになる。
- #11 恋の橋渡し/Choo-Choo's Romance
向かいに越してきたメス猫に心を奪われ、フワフワして会話もおぼつかない様子のチューチュー。そんなチューチューに対し、始めは目を覚まそうとする大将だったが、当のメス猫宅でキザな“彼氏”から門前払いを食らってからは一変。今度はチューチューの恋愛を成就させるため、2匹の間に良い雰囲気を持ち込もうとする。
- #12 ダイヤ泥棒/The Unscratchables
ある晩。何者かに寝床(ゴミ箱)内にダイヤを放り込まれた大将。パトカーのサイレンを聞いてやってきた仲間達は、それが宝石泥棒の仕業だと教えるが、直後そこにダイヤを回収しに例の宝石泥コンビが戻ってきてしまった。そしてそのドサクサで誤ってダイヤを飲み込んだベニ公は、泥棒コンビに車で連れ去られてしまう。大将らはオタマを担保に買った中古車で泥棒コンビの足取りを追うが……。
- #13 とんだ拾い物/Rafeefleas
またろくでもない悪巧みを大真面目に思案する大将。そこに博物館で夜を明かしたベニ公が現れ、大将はその背中に甲虫のブローチが付いていることに気付く。これを安物と見た大将はベニ公からブローチを取り、プレイボーイのサンタに何の気なくそれを渡すが、後になって博物館ではブローチ盗難事件に大騒ぎという話が判明し……。
- #14 猫に小切手/The Tycoon
競馬くじで一稼ぎを企んだ大将たち。人々の同情を惹くため服にボロを纏った彼らは、顔馴染みの商店街を手分けして回り始める。その最中 下水の小銭を漁るベニ公に目を留めた奇特な老富豪は、ベニ公曰く保護者分の大将宛てに生活援助として1000万円の小切手を渡す。話を聞いた商店街の人々は、大将の元に次々と物品を持っていくようになり、まだ事情を知らない大将は無邪気にその好意を喜んでいく。
- #15 とんだお客様/The Long Hot Winter
寒い冬。ディブルさんの妻子が南に帰省したと知り、“手頃な法律”を探して六法全書を読み解いた大将。そしてゴミ箱への居住を禁じる法律を見つけた大将は、なんと仲間ごとディブルさんに自首してしまう。思わぬ夢の達成に一時は喜ぶディブルさんだったが、大将たちの真の目的は、ひと冬の間ディブルさん宅で保護処分を受けさせてもらうことにあった……。
- #16 アリクイ騒動/The Case of the Absent Anteater
昇進試験を控え大将逮捕に張り切るディブルさんと、そんなことはお見通しで大人しく振る舞う大将。一方、ベニ公は長い舌の変な動物になつかれ、警察電話を取った大将はそれが動物園の脱走アリクイだと知る。賞金が欲しい大将はディブルさんと関わらぬまま、動物園まで穏便にアリクイを連れていこうとするが…。
- #17 バスケットの赤ちゃん/T.C. Minds the Baby (※ブーメラン未放送)
- #18 新しく来たオマワリさん/Farewell, Mr. Dibble
警部の甥でエリートの新米警官が担当を買って出たのは、この街で一番の問題地と睨んだドラ猫横丁。願いは叶い、彼はディブルさんの補佐に回されるが、糞真面目の彼は些細な違法行為まで問題視する。そんな中、ディブルさんは気の緩みを理由に担当を外され、残された大将達はディブルさんの方がまだマシと、新米を横丁の担当から外す作戦を立てる。
- #19 海賊の宝物/The Grand Tour
ドラ猫仲間全員の所持金が底を付き、金儲けの算段を起こす必要に迫られた大将。そして出てきた案は、ツアー客を狙ったドラ猫横丁の観光名所化。大将はさっそくあちこちに虚構の名所看板を立てると、チューチューをインディアンに変装させ、偽物の宝の地図(もちろん場所はドラ猫横丁)を人々に売りさばいていく。あとはお客を引っ張りこむだけだが、運悪くその日は警察署の新署長と市のお偉方が巡回に来ていて…。
- #20 ベニ公の仇うち/The Golden Fleecing
去年の交通事故の賠償金を手に入れたベニ公。自らその金を預かった大将は、ベニ公含むドラ猫仲間と夜遊びに出かける。しかし訪れたバーでベニ公はショーの看板猫に夢中になってしまい、賠償金の残りは全てしたたかなその娘に、賭けトランプで巻き上げられてしまった。翌日、昨晩消えたベニ公から事情を聞いた大将は、その金を賭博で取り返すため娘の家に向かう。
- #21 宇宙へ飛び出そう/Space Monkey
毎日の怠惰な暮らしぶりから、このたび宇宙開発局の勤務となったディブルさんに説教を受けた大将達。説教の中にはロケット乗組員の訓練を積む猿の話も出てきて、新聞記事によればこれがなかなかの厚待遇という。話を知った大将達は宇宙開発局の門を叩き、宇宙に出る気もないまま乗組員の適正テストを受ける。
- #22 大将の仮病/The Late T.C.
野球見物で頭にコブを作った大将。病院には行ったが金の無い大将は、診察料を壊れた時計で誤魔化そうとする。一方、待合室の扉越しに、医者が大将の時計をけなすのを聞いたディブルさんは、大将の命がもう長くないものだと勘違い。落胆したディブルさんは途端に大将に優しくなり、訝しんだ後、事情を掴んだ大将はその善意を利用する。
- #23 ディブルさんの誕生日/Dibble's Birthday
誕生日を迎え検診に向かったディブルさんは、署長と部長が古参を処分せんとする話を耳にする。実は処分・博物館行きというのはパトカーの話だったが、自分を該当者と誤解したディブルさんは意気消沈。一方、大将はディブルさんの誕生会用にと、ドラ猫仲間を指揮して商店街の面々から様々な物品を貰い集めるが、それを転売しようとして仲間達から総注意を受ける。
- #24 ぼくらは同級生/Choo-Choo Goes
映画女優に恋い焦がれる余り自棄になるチューチュー。同情した大将はチューチューをその猫に一目会わせようとする。そして何とか彼女との対面を果たした大将達(チューチューを除く)は、彼女が金好きと知ったことから、今度はチューチューを有名資産家としてプロデュースをする。
- #25 一日王様/King for a Day
恵まれない境遇の人間に一日贅沢させるテレビ番組、『一日王様』。この番組の存在を知った大将はさっそく自分を失業者、チューチューを妻、他の子分を子供と偽り、テレビ局に申込みの電話をする。ところが生放送当日、番組は大将達に朝食をおごらせれ通しで立腹していたディブルさんの目に入り……。
- #26 大将の金もうけ/The Con Men
馴染みのホットドッグ屋が郷里に帰ると聞き、彼の貯金を自分の事業にあてがいたいと考えた大将。トラとシマウマの合いの子計画を熱く語るが、主人は新規開店した株ブローカー2人(実は詐欺師)に金を預けてしまっていた。それでも諦め切れない大将は外国の資産家に変装し、その怪しげなブローカー2人を罠にかけることにする。
- #27 ディブルさんの休暇/Dibble Breaks the Record
今日で勤続10年無欠勤の新記録を迎えるディブルさん。その功労は上にも認められ、今日一日を無事終えれば2週間の休暇を与えられることになった。事情を知った大将はドラ猫横町の監視不在化を狙い、今日一日何としてもディブルさんの早退を防ごうとする。しかし彼らの暗躍も虚しく、ディブルさんは悪性の風邪をひいてしまった。
- #28 テレビ騒動/Dibble Sings Again
怖い金貸しから借金の返済を迫られた大将。しかし仲間達を含め、手持ちにお金は一銭も無い。その後どうにか一日の猶予を勝ち取った大将は、ニューヨークを取材するテレビ局の報道藩に目をつけ、架空のマネージメント会社をでっち上げる。ターゲットにされた歌手志望のディブルさんはそうと気付かないまま、自称マネージャー大将によって様々な報道カメラの前に引っ張り回されることになる。
- #29 ディブルさんの用心棒/Griswald
ディブルさんだけではどうも頼りないという理由で、ドラ猫横丁に警察犬が付くことになった。警察犬といっても並の犬ではなく、悪事を働いた者には噛み付いて離れない強力なブルドッグだ。これでは商売あがったりな大将達は、何とかその犬を合法的に追い出す方法を考える。
- #30 怪盗ルンペン/Dibble's Double
横丁近くで美術展が開かれることになった。ディブルさんはその警備に当たり、大将達は虚構の駐車場を開いてお金を稼ぐ。さらに展覧会の絵がどれも抽象画ということに目を付けた大将は、こっそり自分の絵も出品、資本家の買い手を付ける。ところがそこに現れた怪盗ルンペンは、ディブルさんに変装してその絵を盗んでしまう。
補足
- #1 ハワイへ行こう/Hawaii Here We Come
- チュウチュウは住み家と思われる消防署で、消防隊員たちとトランプをしていた。
- #3 早合点は損/All That Jazz
- 大将たちが集う露地裏にはボーリング場の裏口がある。
- ジャズには大将でいうベニ公ポジションの赤毛の子分もいたが、特に活躍は見せなかった。
- #4 お馬騒動/The $1,000,000 Derby
- 船に乗せる馬の頭数を誤魔化すため、大将が落語の「時そば」と同じ手を使う。
- サンタとオタマの2人が大将から英名(Fancy-Fancy、Brain)で呼ばれる。
- 「ルーニー・テューンズ」でお馴染みの、アクメ社系列の工場が登場。
- #5 カーネギーホール出演話し/The Violin Player
- ディブルさんは大将たちが集ういつもの路地に面するアパートに住んでいた。
- #7 恋患い/Top Cat Falls In Love
- 大将が看護婦にキスを迫ったのは、クリスマスにやどり木の下にいる2人はキスをするという慣わしから。
- #8 親孝行/A Visit From Mother
- 普段遠くに住んでいるベニ公の母親は、ベニ公そっくりの外見で息子思い。
- ベニ公の母親の台詞から、ベニ公の本名がベンジャミンであることが分かる。
- #10 どら猫警部/Sergeant Top Cat
- オープニング直後、話の流れに影響しない小話的遣り取り(大将がチューチューにボクシングを教えようとする話)が流れる。これは本来オープニング前のミニアニメとして制作された物だが、CN放送版ではミニアニメを流さないため(※普段のミニアニメは本編の一部をそのまま先取りした物なので、カットされても支障はない)、このような措置が取られることになった。
- 大将の台詞からディブルさんは警官の職に就いて15年目であることが分かる(#27では勤続10年となっていたが)。
- #12 ダイヤ泥棒/The Unscratchables
- 大将とベニ公は一幼稚園を一緒に退学になって以来の仲らしい。
- #13 とんだ拾い物/Rafeefleas
- 博物館に展示されていた原始人の復元模型(吹替えではミイラ)として、「原始家族フリントストーン」のフレッドとバーニーが登場。
- #14 猫に小切手/The Tycoon
- アクメ社製の金庫が登場。
- #16 アリクイ騒動/The Case of the Absent Anteater
- ブーメランの放送では、大将の台詞(主音声/日本語)に一部音声のカットがある。
- #17 バスケットの赤ちゃん/T.C. Minds the Baby
- 日本では本放送に続けて始まった再放送から新たに加えられた作品。ブーメラン未放送。
- #18 新しく来たオマワリさん/Farewell, Mr. Dibble
- 街の看板にアクメの文字。
- 警部と新米警官の会話(主音声)がカット。また、エンディングテーマ(主音声)は伴奏のみ。
- #19 海賊の宝物/The Grand Tour
- 今回よりオープニングテーマ(主音声)のテンポが早まり、余った尺に「はい、スタート」との歌詞が入る。
- 本編中において、副音声では効果音がカットされている。
- #20 ベニ公の仇うち/The Golden Fleecing
- エンディング(主・副音声)に英語歌詞から伴奏を抜いた物が流れる。
- 本編中において、副音声では効果音がカットされている。
- #21 宇宙へ飛び出そう/Space Monkey
- 今回よりエンディング(主音声)にも#19以降の編曲版主題歌が流れる。
- #23 ディブルさんの誕生日/Dibble's Birthday
- 本編中において、副音声では効果音がカットされている。
- #24 ぼくらは同級生/Choo-Choo Goes
- メイド猫とディブルさんの台詞(主音声)にカットあり。
- 本編中において、副音声では効果音がカットされている。
- #26 大将の金もうけ/The Con Men
- 本編中において、副音声では効果音がカットされている。
- #27 ディブルさんの休暇/Dibble Breaks the Record
- ディブルさんのフルネームが“チャーリー・ディブル”だと判明する。
- 本編中において、副音声では効果音がカットされている。
- #28 テレビ騒動/Dibble Sings Again
- 大将の台詞(主音声)にカットあり。
- 本編中において、副音声では効果音がカットされている。
- #29 ディブルさんの用心棒/Griswald
- 本作よりオープニング(主音声)が元に戻る(?)。
- エンディング(主音声)の頭がカットされるが、歌は時間通りに収まる。
長編
- Top Cat and the Beverly Hills Cats (1988年)
【あらすじ】
舞台はカリフォルニア州のビバリーヒルズ。周囲の高級住宅街にはそぐわない薄汚れた路地裏では、界隈のボス猫;ドラ猫大将が5匹の野良猫仲間たち(ベニ公、チューチュー、クロヘイ、サンタ、オタマ)と、ボーイスカウトの真似事をしながら金儲けの作戦を立てていた。そしてその日も悪巧みは露見するが、顔馴染みの巡査;ディブルさんは6人を逮捕しようとした瞬間パトカー無線で引退を許され、晴れて1人と6人は個別に自由を手にすることになった。さらに幸運は重なり、ある事故から老婆を救っていたベニ公は彼女の膨大な遺産を相続することになり、大将達は大挙して老婆の屋敷を訪れる。ところが屋敷には守衛として第二の人生を送るディブルさんと、ベニ公の遺産相続を喜ばない怪しげな執事と犬がいて…。
【備考】
1. 物語の大筋は本シリーズ#6「百万ドル損した話/The Missing Heir」に沿っている。
2. 本作は長編連作企画「Hanna-Barbera Superstars 10」の第5作目として制作された。
3. 劇中「原始家族フリントストーン」のフレッド&バーニー、「珍犬ハックル」のハックルがゲスト出演する(後者は写真立ての中の絵に登場)。
- Don Gato y Su Pandilla (2011年)
メキシコで公開予定の3D映画。
タイトルは直訳すると「ドラ猫大将と仲間達」。
関連作品
- ハンナ・バーベラ秘宝探検団 /Yogi's Treasure Hunt(1985年)
トップキャット(=大将)司令官の指示に基づき、ヨギベア(=クマゴロー)、ブーブー、ハック(=ハックル)、早撃ちマック、ドラ探偵&チュウ探偵、オギー&ダディ、スミスさんらの9人が、ブラック魔王&ケンケンの妨害に遭いながらも世界各地の宝物を発掘していく。
- 新チキチキマシン猛レース ケンケンのフェンダー・ベンダー500 (1990年)
往年のハンナ・バーベラ キャラクターが登場するレースもの。悪役は勿論ブラック魔王&ケンケン。
トップキャット(=大将)とチューチューはネコジャラシGT4のレーサーとして登場。
- Yo Yogi! (1991年)
ティーンエイジャーとして描かれたクマゴロー、ブーブー、シンディ、ハックル、スナッグルの5人が、ショッピングモールの遺失物係として活躍する。
大将はゴミ箱に住むティーンエイジャーとして数作品に登場。
備考
- 収録状況
- カートゥーン ネットワークの関連映像
- その他
収録状況
いずれも絶版かつ入手困難。日本語吹き替え版のみ。
1. VHS「トップキャット」シリーズ全3巻
ビデオ用に録り下ろされた新吹替え版を収録。大将は“トップキャット”の名前で呼ばれ、ディブルさんは“ディブル”と呼ばれる。
- トップキャット ~ニューヨークのニューヒーロー~
- 吹替え: 鈴木やすし(大将)、大竹宏、増岡弘
新キャストによる吹替え版。「怪盗ルンペン」の新訳版を収録。1990年、日本コロムビアより発売。
- トップキャット ~ディブルは2度歌う~
- 吹替え: 鈴木やすし、大竹宏、増岡弘
新キャストによる吹替え版。「テレビ騒動」の新訳版を収録。1990年、日本コロムビアより発売。
- トップキャット ~マネージング大作戦!~
- 吹替え: 鈴木やすし、大竹宏、増岡弘
新キャストによる吹替え版。1本収録。1990年、日本コロムビアより発売。
2. VHS「ドラ猫大将」全1巻
- ドラ猫大将 ~お馬騒動~
テレビ放送時代の吹替え版から、「お馬騒動」と「百万ドル損した話」を収録。1992年、日本コロムビアより発売。
関連映像
1. 日本カートゥーンネットワーク(以下CN)のショートクリップ
- ドラ猫大将@ゴミ箱 編(2006年1月のロゴ変更を以て放送終了)
ハンナ・バーベラ作品のアニメ(新規映像)と実写映像を組み合わせた連作の1つ。
周囲を見まわしてからゴミ箱の中に入った大将が、中のゴミに歓声を上げる。
- ドラ猫大将@チップ 編(2006年1月のロゴ変更を以て放送終了)
給仕人に渡したチップ(糸を結んだコイン)を取り返そうとした大将に、CNのロゴが倒れてくる。
絵柄とテンポは初期カートゥーン カートゥーンズ特有のもの。
- ドラ猫大将@落下物 編(2006年1月のロゴ変更を以て放送終了)
悟ったような目で微動だにしない大将の周囲に様々な物が落下し、最後はCNのロゴが落ちてくる。
絵柄とテンポは初期カートゥーン カートゥーンズ特有のもの。
その他
- 鈴木やすしが歌う日本語版主題歌は、CD「ハンナ・バーベラ同窓会[トムとジェリー~チキチキマシン猛レース]」(ワーナー・ミュージック・ジャパン)に収録されている。なお、バージョン違いが存在する2つの主題歌のうち、どちらが収められているのかは不明(あらすじ[補足#19]の項を参照)。
- パワーパフガールズ#34『ネコちゃんを探せ!(Catastrophe)』では、ラストシーンにて大将とベニ公、オタマの姿が確認できる(画面左端)。
- ダック・ドジャース#16『K-9とハンティング』では、エイリアンハンターの宇宙船内に大将の剥製が確認できる。
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