Mozilla 系全般に関する FAQ は FirefoxFAQs ページも参照してみてください。
Seamonkey は、ウェブ・ブラウザーやメーラー、HTML 編集ソフトなどが一体となった「統合型」のソフトウェアです。
ただし、Seamonkey の場合でも、インストール時のオプションによって、ウェブ・ブラウザーの機能のみをインストールして使用するよう設定することは可能です。
以下のとおりです。
http://www.seamonkey-project.org/doc/system-requirements
インストール時は、リリースノート に良く目を通すようにしてください。予期せぬ不具合が発生した場合の解決に役立ちます。
次のような区別があります。特別な理由がある場合以外は 安定版 の利用をおすすめします。
バージョン | 解説 |
SeaMonkey 2.8 | 安定版 |
SeaMonkey 2.9 Beta 2 | ベータ版 |
最新ナイトリービルド
http://ftp.mozilla.org/pub/mozilla.org/seamonkey/nightly/
これら以外のものについては、セキュリティ上の問題があるので使用しないでください。
日本語化パック (Japanese Language Pack) が必要と思われるので、これを追加してください。
http://www.seamonkey-project.org/releases/#langpacks から Japanese をクリック
グローバルインストール(=全てのユーザーで利用可能なように)するには、
ソフトのドキュメントに大抵書いてあるのでそれを探してみてください。
プラグインのインストール先は /usr/lib/mozilla/plugins とすれば他のブラウザと共用し易いでしょう。
一度アプリケーションの関連付けが行なわれると、その後同じ種類のファイルは自動で起動するようになります。
この関連付けを解除するためには Seamonkey を起動させ、メニューの中から 編集 > 設定 > ヘルパーアプリケーション からファイルの種類を検索し、「常に確認する」に変更するか、またはその一覧から削除してください。
~/.mozilla/hogehoge/hogehoge.slt/user.js ファイルに以下の内容を書き込んでください。
user_pref("xim.input_style", "over-the-spot");
Sylpheed や 2chブラウザなどの設定で Seamonkey を呼びだしたいときは以下のように設定を書きます。
設定 | 呼び出し形式 |
seamonkey -remote "openurl(%s)" | 起動しているSeamonkey に表示 |
seamonkey -remote "openurl(%s, new-tab)" | 起動しているSeamonkey に新しいタブを開いて表示 |
seamonkey -remote "openurl(%s, new-window)" | 起動しているSeamonkey に新しいウインドウを開いて表示 |
詳細は remote control of unix mozilla を参照のこと。
ただし、-remote オプションを使ってページを開くにはあらかじめブラウザを起動しておく必要があります。そこで以下のような内容のシェルスクリプト mozremote を /usr/local/bin に置いて使うといいでしょう。
#!/bin/sh MOZILLA=/usr/bin/seamonkey if [ $MOZILLA -remote "ping()" ]; then $MOZILLA -remote "openurl($1, new-tab)" else $MOZILLA "$1"
スクリプトに実行権限をつけておくことを忘れずに。
実行権限をつける | コマンド/メニュー |
CUI | # chmod a+x /usr/local/bin/mozremote |
GUI (GNOME) | スクリプトを右クリック > プロパティ > アクセス権 > 実行(X) に全てチェック |
これで Sylpheed や JD 等の設定を /usr/local/bin/mozremote %s にすれば、Seamonkey が起動していなければ Seamonkey を起動して表示し、すでに起動しているときは新しいタブを開いて表示するようになります。
上記スクリプトを Emacs から呼びたい場合は以下のようにします。
(setq browse-url-generic-program "mozremote") (setq browse-url-browser-function 'browse-url-generic)
英語やフランス語などアルファベットを使用しているウェブサイトでは、標準の文字(フォント)の大きさが非常に小さいことがあります。ブラウザのズーム機能を使ってその都度拡大することもできますが、次の設定を行うことで最小フォントサイズを制限することもできます。
メニューバーから 編集 > 設定 > 表示 > フォント を選択します。次に、その設定画面の中の 「最小フォントサイズ」の項目で [なし] → [14] くらいの数字へと変更し、[OK] ボタンを選択してください。
Mozillaを起動した際、自分のプロファイルは使用中だと言われて、開くことが出来ない場合がまれに発生します。これはかなり以前から見つかっている問題のようで、最近のFirefoxでも報告があるようです。
解決方法は こちら にあります。
APT/YUM などを使ってアップグレードした後 Mozilla を起動しようとしても、全く立ち上がらないことがまれに発生します。この場合、再インストールしても直らないかもしれません。解決方法として、ユーザーの .mozilla/default にあるプロファイルを作り直すことで対処できることがあります。手順は次のとおりです。
考えられる理由は以下の通りです。
接続できない理由 | about:config による対処法 |
接続先サイトのサーバが pipeline に対応していない | network.http.pipelining を false にする |
使用しているProxy サーバが pipeline に対応していない | network.http.proxy.pipelining を false にする |
Seamonkey日本語サイトには多数のFAQ集が用意されていますので、このページに該当項目が無い場合は一読してください。
これは、Seamonkey 付属のメーラー(電子メールクライアント)です。
メールのインポート機能を利用することで、他の多くのメーラーに対応できます。 また、Evolution、Sylpheed、Thunderbird など他のメーラーとも併用可能です。
はい。最新版には、迷惑メールフィルタ が装備されています。
Mozilla Composer についてのFAQは、MozillaComposerFAQs に移動しました。