ネットワークカードや無線LAN機器、LANやネット接続の設定について
NIC の 10/100、全二重/半二重 (full-duplex/half-duplex) の設定を確認、変更したい。
mii-tool や ethtool を使ってください。
[root@localhost]# ethtool eth0
現在の状態を確認。
[root@localhost]# ethtool -s eth0 duplex full
注意: この手のツールは、モジュールにオプションを渡しているだけである。 そのオプションをカーネルが認識したかどうかは不明である。 ドライバによってはツールでの変更が出来ないものもある。 また、システムの再起動時には設定がクリアされるため 恒常的に変更したいのであれば、マニュアルファイルを読むべきである。
無線 LAN
最近は(有線の)LAN 接続よりも、無線 LAN の導入に関心が集まっています。この問題が主因でクライアントのパソコンに Linux の導入をためらっている方もいるかも知れませんので、参考情報を載せておきます。(追加情報があれば、お願いします。)
ノートブック型PC の場合
無線LANカードを利用する
orinoco_cs などで対応しているチップを採用した無線LANカードを入手するのが無難でしょう。例えば、次の無線LANカード製品は CentOS 3/4、Debian 3.1/4.0、Fedora Core 1、MEPIS、Mandriva、Red Hat Linux 9 を始めとした多くのディストリビューションで自動認識されるようです。
Buffalo: WLI-PCM-L11, WLI-PCM-L11G, WLI-PCM-L11GP (旧製品。ただし店舗によっては在庫がある模様、また探せば中古品が入手可能)
Vine Linux の場合も、上記 Buffalo (旧 Melco) のカードは使えますが、設定が多少ややこしいので詳しくは Vine Linux の該当項目を見てください。
- LAN 端子を備えたノートブックであれば、もちろん後述のイーサネット・コンバーターの利用も検討できます。デスクトップと共用できるので、使い回しが効いて便利な面があります。
USB 用無線子機を利用する
最近のノートブックでは、無線LANカード(PCカード規格)専用の接続端子が標準でついていないケースが増えています。その場合は、USB 2.0 端子へ直接つなぐタイプの無線子機を検討しても良いでしょう。ただし対応可能な機種が限られるので、事前調査が必要です。
- PC Card から ExpressCard へと変換するアダプターが開発されています。
http://www.expresscard.org/web/site/wirelesswan.jsp#adap
デスクトップ型PC の場合
デスクトップ型PCでは、よく一般に売られているPCカード規格(PCMCIA)に対応した無線LANカードの利用は、専用の接続端子が標準でついていないためできない場合があります。 この場合の対処としては、次のような方法が考えられます。
イーサネット・コンバーターを子機として利用する
この種の製品は、国内の主要メーカーから販売されているので、入手は容易です。Webブラウザから設定が可能な機種もあります。
現在発売されている製品の中に、メーカーで Linux をサポートしている製品は見当たらないようですが、OS の違いによる影響はあまり受けないので、動作する可能性が高いと考えられます。
(注1) メーカーによって、接続設定に独自の仕様があると利用できない場合があるので、導入する場合は同一メーカーのアクセスポイントを利用する方が安心できます。
(注2) イーサネット・コンバーターでは、Webブラウザからの設定が可能となっている機種があります。ただし、機種によっては、購入した直後の最初の接続設定を Windows パソコンから行うことになる場合があります。
PCI バス用の無線 LAN ボードを追加する
この場合、OS が自動認識する可能性は低いと思われますので、追加設定が必要かも知れません。
起動時 eth0 が存在しないというエラーが出る
pcmcia サービスが起動する前に network サービスが起動してしまい、PCMCIA のネットワークカードを見つけられないために起こることがあります。起動スクリプトの起動順を変えて対処します。
まず、普段使うランレベル(Red Hat系なら5、Debian系なら2)の rcディレクトリに移動します。例) cd /etc/rc.d/rc5.d/
次にそれぞれの起動の順番を変更します。頭の数字の順番に起動するので、pcmcia が network よりも先に起動するように数字を変えます。(root 権限が必要)
- mv S10network S11network
- mv S24pcmcia S10pcmcia
他の起動スクリプトとの兼ね合い上、なるべく早く起動するように network の数字は10前後にしておいたほうが無難です。
これで、次回起動時より、pcmcia(10) → network(11) の順番に起動するようになります。
[追加情報] 新しいノートPCは内蔵の無線LANを装備していますが、下記の情報が入手できればLinux(FedoraCore3で確認)で利用可能です。 % lspci | grep Atheros 02:02.0 Ethernet controller: Atheros Communications, Inc. AR5212 802.11abg NIC (rev 01)
ディストリビューション の PCMCIA や Card Bus 対応情報を知るには?
- Linux PCMCIA Information Page
- Linux PCMCIA Supported Device List
- Linux PCMCIA HOWTO 日本語訳
- 武藤氏の 無線LAN動作状況 というページも実際的で役立ちます。
電波の受信レベルを GNOME に表示させることはできますか。
「ワイヤレス接続モニタ」という GNOME 付属のアクセサリーがあります。
デスクトップの下部に表示されるパネル上でマウスを右クリックし、 [パネルに追加] > [インターネット] > [ワイヤレス接続モニタ] を開くと、通知アイコンがパネルに追加されます。
内蔵無線 LAN (Atheros 社製)を使いたい
Linux で Toshiba Tecra の内蔵無線LANを使う というページを参考にして、対応ドライバーを組み込み設定してください。
ネットワーク用各種ユーティリティ
LANにつながっているコンピュータを調べたい
ping -b 192.168.0.255 や arp を使う。
- arp - ARPテーブルの表示/設定を行う (@IT)
外部と接続しないのにホスト名、ドメイン名は必要なの?(ホスト名を変更したい)
適当なホスト名、ドメイン名をつけてやってください。example.com なんかは実際に使われないことになってるので、おすすめ。
インストール後にホスト名を変更したい場合は ITMedia のホスト名を変更したいを参照のこと。
最近のディストリビューションにはこの記事に出てくる linuxconf が収録されていない場合が多い。その場合は設定ファイルを直接編集。
サービスとポートの一覧表はないですか?
/etc/services ファイルにあります。
あるポート番号を使っているプロセスを知りたい。
root で以下のコマンドを実行すれば調べられます。
- lsof -i tcp:ポート番号
- fuser -v -n tcp ポート番号
- netstat -anp | grep ポート番号
参考:
- 特定のポートをオープンしているプロセスを調べるには (@IT)
- ポートを使用しているユーザーを調べるには (@IT)
DNS無しでLANのマシンの名前を逆引きしたい
/etc/hosts ファイルに名前を書いておいてください。
192.168.0.2 hoge.hogehoge hoge 192.168.0.3 fuga.hogehoge fuga
Windows のほうの C:¥windows¥hosts (9x系列)、%Systemroot%¥system32¥drivers¥etc¥hosts (NT系列) を同じ書式のファイルを用意すると、どちらからでも逆引きできるよ。
IP アドレスとドメイン名の変換がしたい。
host コマンドを使ってください。dig コマンドも使えます。
うまく行かない場合は /etc/resolv.conf ファイル や DNS の設定を確認してください。
- digコマンドとは (@IT)
名前解決ができません!!(ip直指定では接続できます)
/etc/resolv.conf に DNS サーバを指定していますか?
nameserver 123.456.789.101 nameserver 123.456.789.102
先生!! ping コマンドが止まりません!!
Ctrl+C で止めてください。あるいは -c オプションで回数を事前に指定 ($ ping -c 5 www.yahoo.co.jp など)。
ネットワークの経路を調べたいんですが。
traceroute www.yahoo.co.jp などとしてください。
DHCP接続でIPアドレスを再取得したい
dhclient コマンドを使います。
$ su # dhclient -r
でIPアドレスを解放し、つづいて再取得します。
# dhclient
問題発生
ブラウザなどで名前解決が異常に遅いです
アクセスの際に IPv6 で接続しようとするため、アドレス解決に時間がかかっていると考えられます。その結果、ページが表示されるまでの時間がかかり、ネットワーク環境が遅いと感じるのでしょう。
アプリケーション個別に IPv4 でアクセスする方法
- Mozilla Firefox の場合
- Konqueror の場合
- w3m の場合は -4 オプションを付けて起動する事で IPv4 でアクセスする事ができます。
カーネルレベルで IPv6 を無効にする方法
- modprobe.conf を編集する場合
/etc/modprobe.conf ファイルを変更します。/etc/modprobe.confで以下のように設定し、IPv6を無効化します。
alias net-pf-10 off alias ipv6 off
ディストリビューションによっては、このファイルを新規に自分で作るので、同名ファイルがない場合があります。
/etc/modutils/aliases が存在している場合には、設定の変更はこのファイルより行います。 /etc/modutils/aliases の次の行のコメントを外します。
# alias net-pf-10 off # IPv6
変更後は次のようになります。
alias net-pf-10 off # IPv6
たとえ /etc/modules.conf と /etc/modprobe.d/aliases が存在しても、それらのファイルは変更せずそのままにしておきます。
- How do I disable IPv6? (CentOS Wiki)
- 2007-09-22 FedoraでIPv6を無効化 (adsaria mood)
- 2008-05-25 UbuntuでIPv6を無効化 (同上)
- syscrl.conf を編集する場合
/etc/syscrl.conf ファイルを以下のように変更(または追加)してください。
net.ipv6.all.disable_ipv6=1
IPv6が動いているか調べる
ifconfig コマンドでループパックデバイスを調べてください。
# ifconfig lo
lo Link encap:Local Loopback
inet addr:127.0.0.1 Mask:255.0.0.0
inet6 addr: ::1/128 Scope:Host ←この行があればIPV6が動作してます
UP LOOPBACK RUNNING MTU:16436 Metric:1
RX packets:46 errors:0 dropped:0 overruns:0 frame:0
TX packets:46 errors:0 dropped:0 overruns:0 carrier:0
collisions:0 txqueuelen:0
RX bytes:3016 (3.0 KB) TX bytes:3016 (3.0 KB)
Fedora Core
VMware にインストールした時ネットワークが起動しない
VMware上にインストールした時、DHCP で IPアドレスを取得する設定にしているとネットワークがリンクアップしていないため起動しません。
以下のファイルを編集します。
- /etc/sysconfig/network-scripts/if-cfg[n]
- /etc/sysconfig/networking/devices/ifcfg-eth[n] <-- ない場合は作成
[追加]
check_link_down () {
return 1;
}
Vine Linux
無線LANカードが利用できないのですが。
Vine Linux 3.0 の場合です。[アプリケーション] > [システム・ツール] > [ネットワークの管理] よりネットワークの設定を行えます。2.6 と比較して設定ツールは改善されたようですが、WEP KEY を有効にしている場合にはその設定項目が存在しないため自動接続ができず、設定が正常に完了できません。 そこで、 /etc/sysconfig/network-scripts/ifcfg-eth1 ファイルを適当なエディターで開くと、次のように(一例)記述されているでしょうから、
BOOTPROTO=dhcp ONBOOT=yes USERCTL=yes NAME="無線 LAN カード" DEVICE=eth0 ESSID=********** PEERDNS=yes
さらに次の一行を追加してください。これでたいていは接続できるようになるでしょう。
KEY=s:*************
Red Hat Linux
Red Hat Linux 9 で再起動すると ADSL がしばらくの間つながらなくなってしまいます。
rp-pppoe パッケージのバグです。
パッケージのインストール時に起動スクリプトの設定は行われるのに終了スクリプトの設定が行われないため、シャットダウンもしくはリブート時に正常に切断がされず、プロバイダ側が異常終了と判断して五分間ぐらい接続を停止するのが原因です。
以下の方法で解決します。
# /sbin/chkconfig --del adsl # /sbin/chkconfig --add adsl
このように一度スクリプトの設定を削除し、追加し直すことで終了時の設定が正常に設定し直されます。
KNOPPIX
無線LANカードの設定はどこで行なったらよいのですか。
無線LANカードをパソコンのPCカードスロットに差し込んだだけで直ぐに利用できる場合もありますが、カードの稼働ランプが点灯していなければ、無線LANの接続設定を実行する必要があります。
K アイコン(メインメニュー) > KNOPPIX > Network/Internet > ネットワークカードの設定 から接続設定を行ないます。この場合は、「DHCP のブロードキャストを使いますか?」という問いかけで「No」を選択し、ネットワークの各項目を再設定します。
出てくる入力フォームが分からない場合はWINDOWS(XP)で「ワイヤレスネットワークの表示」の「サポート」タブを確認する。
それぞれの問いかけにWINで確認した項目をそれぞれ入力する。
- 「IPアドレスを入力して下さい」 --- IPアドレス
- 「ネットワークマスクを入力して下さい」 --- サブネットマスク
- 「ブロードキャストアドレスを入力して下さい」 --- そのままで多分OK
- 「デフォルトゲートウェイを入力して下さい」 --- デフォルトゲートウェイ
- 「ネームサーバーを入力して下さい」 --- デフォルトゲートウェイ
これで多分OK。
あとの不明な項目については「OK」で切り抜けると、自動設定が行なわれます。これで大抵は、ネットワークに接続可能となります。
White Box Enterprise Linux
ネットワーク・タイムサーバーと時間を同期させることはできますか。
はい。日付と時刻の調整という設定画面で、「ネットワークタイムプロトコルを有効にする」という項目にチェックを入れます。 Red Hat Linux 9 や Fedora Core ではあらかじめ登録された中から選択するだけですが、WBEL では空欄となっているので明示的に指定する必要があります。
ntp.ring.gr.jp (Ring Server Project の NTP サーバによる国内サービス)
time.nist.gov (National Institute of Standards and Technology- 米国標準技術局の運営)
これらはその一例です。
- ntp server http://www.asahi-net.or.jp/~mu6k-ski/ntp.html
- NTP: The Network Time Protocol
- The Clock Mini-HOWTO (JF Project - 日本語訳)
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