単に Java で書かれたプログラムを実行したいのなら JRE をインストールすればOK。
Java プログラムを開発したり、ソースからコンパイルしたい場合は SDK をダウンロードしましょう。SDK はバージョン 1.4 以前は JDK と呼ばれていたものです。SDK をインストールした場合は JRE は不要です。
Itanium 開発者用リリース は Intel 製 64bit CPU マシン用の物です。Pentium 4 や Athlon などの x86 マシンの人は使えません。
ダウンロードページ(左端の方に日本語ページへのリンクがあります)
まず、Sun のインストールガイドを読んでください。
JRE と SDK(JDK) の違いが分からない場合は上記参照。
なお、ディストリビューションによっては独自にカスタマイズされた専用パッケージの配布があります。その場合には、そのパッケージを利用することをおすすめします。Debian の場合、こちら を参考に Deb 形式に変換してからインストールする方が、後々のパッケージ管理が楽にできます。
Java をインストールした後で以下のリンクをたどって設定してください。
なお、Firefox 1.5.0.x.tar.gz をユーザーのディレクトリにインストールした場合は、以下の例のようにシンボリック・リンクを張る必要があります。
$ ln -s /usr/lib/j2re1.5-sun/plugin/i386/ns7/libjavaplugin_oji.so /home/hoge/firefox/plugins/
以下の設定でフォントの設定ができます。
JREインストールディレクトリ lib/fonts (JDKの場合は jre/lib/fonts) に fallback というディレクトリを作成し、そこにフォントファイルへのシンボリックリンクを作成しましょう。
例(fedora core 5):
# cd [JREインストールディレクトリ]/lib/fonts # mkdir fallback # cd fallback # ln -s /usr/share/fonts/japanese/TrueType/sazanami-* .
fontconfig.properties.src を編集するという方法もあります。
SDK (JDK), JRE をインストールしたディレクトリ以下にあるファイル font.properties.ja を自分の環境に合わせて編集してください。
設定方法についてはドキュメントを参照のこと。
ちなみに font.properties.ja_JP というファイル名だと font.properties.ja よりも優先されるので自作設定のファイル名は font.properties.ja_JP にしておくと何かと便利。
Red Hat 8, 9 の人は font.properties.ja.Redhat8.0 を font.properties.ja_JP にコピーして使えばいいでしょう。
font.properties.ja.Turbo6.0 など他ディストリビューション用のファイルも用意されています。(古いかも)
Google で検索すると色々出るので同じディストリを使っている人のものを拝借するのもいいかも。
Java が フォントの入っているディレクトリを知らないのが原因です。
環境変数 JAVA_FONTS に問題のフォントが入っているディレクトリ (例では /usr/local/share/fonts/ttf) を追加してください。
$ export JAVA_FONTS=/usr/X11R6/lib/X11/fonts/TrueType: /usr/X11R6/lib/X11/fonts/Type1: /usr/X11R6/lib/X11/fonts/75dpi: /usr/X11R6/lib/X11/fonts/misc: /usr/local/j2sdk1.4.2_04/jre/lib/fonts: /usr/local/share/fonts/ttf
上記例は長いので複数行に分けていますが実際は一行です。
ユーザの ~/.bashrc, ~/.bash_profile ファイルに設定を書いておくといちいち設定せずにすみます。
以下のようなエラーメッセージがコンソールに表示されて Java プラグインが使えない場合。
LoadPlugin: failed to initialize shared library /usr/local/j2sdk1.4.1_04/jre/plugin/i386/ns610/libjavaplugin_oji.so [/usr/local/j2sdk1.4.1_04/jre/plugin/i386/ns610/libjavaplugin_oji.so: undefined symbol: GetGlobalServiceManager__16nsServiceManagerPP17nsIServiceManager]
Java SDK, JRE 1.4.2 に収録されている n610-gcc32 プラグインを使うと解決するかも。ただしその場合は libgcc-3.x パッケージ収録の libgcc_s.so.1 が必要になるので注意。(Red Hat 9 ならおそらく入っています)
libgcc_s.so.1 がすでに存在する場合や libgcc-3.x パッケージが用意されているディストリビューションの場合は以下を実行しないように。
パッケージが無い場合は邪道ですが どこからかファイルをもらってきてください。
入手した libgcc_s-3.x.x を /lib に置いて libgcc_s.so.1 にシンボリックリンクを張ればいいはず。
# cd /lib # ln -s libgcc_s-3.3.1-20030904.so.1 libgcc_s.so.1
具体的には、まず GCC のソースをゲットして、gcc-3.3.2をインストールし、/usr/lib にシンボリックリンクを張ります。
$ tar jxf gcc-3.3.2.tar.bz2 # gcc-3.3.2.tar.bz2 を展開します。 $ cd gcc-3.3.2 # 展開してできたディレクトリにいきます。 $ mkdir build # ビルド用ディレクトリを作成します。 $ cd build $ ../configure --prefix=/usr/local/gcc-3.3.2 # gcc-3.3.2 インストール用ディレクトリを指定します。 # このとき現在のシステムファイルを上書きしてしまわないように注意。 $ make # コンパイルします。 # P3 500M Memory 126M or 256M で2時間ほどかかります。 $ su - # cd gcc-3.3.2/build # make install # インストールします。 # ln -s /usr/local/gcc-3.3.2/lib/libstdc++.so.5 /usr/lib/ # /usr/lib にシンボリックリンクを張ります。
GCCのmake時にはかなりのHD領域を必要をするようで、約 1GBytes の空きのあるパーティションでやりましょう。
これでめでたく Java Plug-in が動くようになりました。
Sun の Java を 5.0(1.5) にすると動くかも。
端末エミュレータで java -jar hogehoge.jar と打ってみよう。
これで起動したら GNOME とか KDE にランチャとして上記のコマンドを記述したアイコンでも置けばいーじゃん。
ひょっとすると dpi の設定が変になっているのかも。 大きく表示される場合は 72dpi、小さく表示される場合は 96dpi にしましょう。
設定の仕方はdpi を強制的に指定するを参照の事。
ユーザの ~/.bashrc, ~/.bash_profile ファイル、または /etc/profile ファイルにこんな感じで追加。
## for Java export JAVA_HOME=/usr/java/j2re1.4.2_01 export CLASSPATH=.:$JAVA_HOME/lib/tools.jar export PATH="$PATH:$JAVA_HOME/jre/bin:$JAVA_HOME/bin"
JAVA_HOME で指定しているディレクトリは環境とバージョンに合わせて変更してください。
rpm コマンドで調べることで分かりますが、/usr/java とかにあります。
収録されているプログラム ControlPanel を実行してください。
アプレットなどのキャッシュサイズの設定、キャッシュの個別削除などをする事ができます。