かえであすかは「自転車のミドルギア」。
「かえであすか」は、ローマ字入力と比べて「操作回数が少なめで、一つ一つの操作が重めの」日本語入力法です。
ローマ字入力を「自転車のローギア」と例えるならば、かえであすかは「自転車のミドルギア」あたりの存在です。
ローマ字入力を「自転車のローギア」と例えるならば、かえであすかは「自転車のミドルギア」あたりの存在です。
ローギアに例えたローマ字入力には「簡単に覚えられて、早い段階でトップスピードを出せるようになる事と引き換えに、トップスピードを維持するためにたくさんの操作が必要」という特徴があります。
ミドルギアに例えたかえであすかは「いくらか覚えにくく、いくらかトップスピードを得るために時間が掛かる事と引き換えに、トップスピードを維持するための操作をいくらか省略することができる」という特徴があります。
もちろん、世の中には「自転車のトップギア」に例えられるような入力法も存在します(この種の入力法は、主に「大量の手書き文書を文字化するため」に使われているようです)。
ミドルギアに例えたかえであすかは「いくらか覚えにくく、いくらかトップスピードを得るために時間が掛かる事と引き換えに、トップスピードを維持するための操作をいくらか省略することができる」という特徴があります。
もちろん、世の中には「自転車のトップギア」に例えられるような入力法も存在します(この種の入力法は、主に「大量の手書き文書を文字化するため」に使われているようです)。
大量の文書を快適に入力しようとする場合、できれば自転車で長距離を走るときと同じく「ギア比がトップギアの状態」で、よりラクに入力したいところですよね……このあたりは、ギアつきの自転車に乗ったことがある方ならパッとご理解いただけるはずです。
ただし、自転車のトップギアに例えられる入力法は、とにかく「覚えるのが大変・忘れないように維持するのが大変」となりがちで、文章を考えながら入力するために使おうとするには、いくらかオーバースペックなところがあります。
ただし、自転車のトップギアに例えられる入力法は、とにかく「覚えるのが大変・忘れないように維持するのが大変」となりがちで、文章を考えながら入力するために使おうとするには、いくらかオーバースペックなところがあります。
「かえであすか」は、自転車のトップギアに例えられる入力法のような「むちゃくちゃ大量の文書を、ものすごいスピードで入力するときにラクであること」を目指してはいません。
かえであすかが目指したのは、自転車のミドルギアに例えられるような「文章を考えながら下書きを入力して、下書きをあれこれと消したり弄ったりして推敲していく……というあたりの作業をするスピードを出すときにラクであること」です。
かえであすかが目指したのは、自転車のミドルギアに例えられるような「文章を考えながら下書きを入力して、下書きをあれこれと消したり弄ったりして推敲していく……というあたりの作業をするスピードを出すときにラクであること」です。
「かえであすか」では、下の動画のように入力していきます。
【鈍足タイピング動画 親指シフト系の「かえであすか」で打ってみた】
この動画をご覧になるときには、(内容は無視して)文字を打っていく速度が大きくばらついていることに着目してみてください。
「よく使う言い回し」や「すばやく打ちたい幼音節など」を打つときに、ほかの部分とは違う速さで打たれています……こういったところを打ちやすくすることで、それ以外の「本体文章そのもの」により集中することができる可能性が出てきます。
また、どの程度の速度が出せるのか……という意味では、以下の「かえであすか」の元となった入力法についての動画が参考になるかもしれません。
『【タイピング】飛鳥配列でタイプウェルを打ってみた』
無駄な動きが少なく、とてもシンプルな動作で入力できていることがご覧いただけると思われます。
「かえであすか」では、「飛鳥カナ配列」から過激な最適化部分を排除しています……が、出現頻度ベースではとてもよく似た傾向の入力法なので、(ミスなく入力出来る方であれば)おおむねこの動画のように入力できると考えていただいて、差し支えありません。
【鈍足タイピング動画 親指シフト系の「かえであすか」で打ってみた】
この動画をご覧になるときには、(内容は無視して)文字を打っていく速度が大きくばらついていることに着目してみてください。
「よく使う言い回し」や「すばやく打ちたい幼音節など」を打つときに、ほかの部分とは違う速さで打たれています……こういったところを打ちやすくすることで、それ以外の「本体文章そのもの」により集中することができる可能性が出てきます。
また、どの程度の速度が出せるのか……という意味では、以下の「かえであすか」の元となった入力法についての動画が参考になるかもしれません。
『【タイピング】飛鳥配列でタイプウェルを打ってみた』
無駄な動きが少なく、とてもシンプルな動作で入力できていることがご覧いただけると思われます。
「かえであすか」では、「飛鳥カナ配列」から過激な最適化部分を排除しています……が、出現頻度ベースではとてもよく似た傾向の入力法なので、(ミスなく入力出来る方であれば)おおむねこの動画のように入力できると考えていただいて、差し支えありません。
かえであすかを「このような使い方をする方に試していただきたい」。
同じような練習量で覚えられる入力法は、ほかにも多数公開されています。
それぞれの入力法は、作り手の考え方や使う場所などによって、似たようなものであっても大きく癖が異なっています。
「かえであすか」は以下のように使うために作りましたので、似たような使い方をする方にとって向いているのかもしれません。
それぞれの入力法は、作り手の考え方や使う場所などによって、似たようなものであっても大きく癖が異なっています。
「かえであすか」は以下のように使うために作りましたので、似たような使い方をする方にとって向いているのかもしれません。
- 年間で数十万文字~百万文字くらい、日本語で記録する。
- コタツなどの低い机にノートパソコンを載せて、あぐらをかくか、女の子座りのような状態で使う。
- 日本語キーボードが載った一般的なノートパソコンのキーボードを、そのまま使う。
こういう感じで、結構ラフな使い方をするときに、いちばん使いやすくなるはずです。
すでにローマ字入力を使いこなしている方が、「もう少し長文を打つときにラクな入力法を探してみたい」とお感じになったときには、こういった入力法が役立つかもしれません。