ジョジョの奇妙な聖杯戦争
デッドマン参戦?
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匿名ユーザー
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- 326 名前: マロン名無しさん 2006/03/17(金) 17:49:04
ID:???
- 気配遮断―それが己の奥義であった。
しかし、この男はなんだ。最早、遮断というレベルではない。
気配が、いや、存在そのものが、『ない』。
だが、この男は、確実にこの世界に存在している。
「安心しろ、アサシン。俺とお前は無敵だ。俺が見切る。貴様は敵を斬れ。それだけでいい」
この死者の神たる剣には、あの『男』が見えているらしい。人外たるサーヴァント以上に、この世のものならざる者だからか―。
「君にもお迎えが来たんだよ」
静かな男の声に、反射的にアサシンは構えた。どこだ?どこから貴様は見ているというのだ?貴様は何処にいる?
アヌビスは叫ぶ。
「何をしているアサシン!?見えていないのか!?」
否―『見えて』いないのではない。『いない』のだ。
「君は綺麗な手をしている。私の左手の代わりに欲しいくらいだ。しかし―」
穏やかな声がアサシンに囁く。
「趣味じゃないんだ」
ナイフが宙を舞う。アサシンは構えた。
「私の名前は、吉良吉影」
いない。何処にもいない。だが―。
答えは単純だ。
『いない』を斬ればいい。虚無を斬ること―それが目の前にあるものを斬ることと、何の違いがあろう?
「往くぞ、死者の神よ。死者をもって、死者を斬る―お似合いだろう?」
「死刑執行中、脱獄執行中」デッドマンズQ参照。