【種別】
組織

【元ネタ】
Judgement=「審査、判決」

【初出】
名前は一巻
正式な登場は五巻

【解説】
学園都市における治安維持組織その2。
生徒(能力者)によって形成され、原則として校内を管轄とする。
(アニメ版『超電磁砲』では校外でも活動している)。
活動の際には、盾をモチーフにした腕章をつける。

完全志願制で、風紀委員になるためには
九枚の契約書にサインして、十三種の適正試験と4ヶ月に及ぶ研修を突破しなければならない。
適性試験に能力の種類や強弱は問われず、
運動能力や知能、パソコンのスキルなど能力以外の技術で入隊する者も多い。

腐敗を防ぐために警備員とは別組織になっている。

「子供を危険にさらす訳にはいかない」「危険を蹴散らすだけの力を子供に持たせない」
という二つの理由から、基本的に重要な任務には就かず、
装備もゴム弾や信号弾など最小限のものしか使えない。
上層部の許可なく、装備の使用や校外での活動など管轄外の行動を行った場合は始末書を書かされる。

支部は各学校内に設置されており、
入室には認証用の硝子盤をタッチし、指紋・静脈・指先の微振動パターンの3種のチェックをクリアする必要がある。
硝子盤一つでここまで調べられるあたり、さすがは学園都市。
校内にあるため基本的に最終下校時刻以後は閉鎖される。

抽選なしで裁判の傍聴に参加できる特別学習枠という制度が設けられている。

【活動内容】
主な活動は学内の治安維持、基本的には生活指導に準ずる活動に従事する。
管轄は学区ごとになっており、学校外での活動は禁止されているが「生活指導」の範囲としてなら例外的に認められている。
学外での活動は地域の美化運動、無くした物の捜索、道案内、非常時の交通整理など基本的に地味で、
報告書をまとめたりと事務仕事も多い。
例外的に、大覇星祭一端覧祭などの大規模な行事になると、
開催期間中の警備やパトロールに従事し、場合によっては職務質問も行う。
新人の生徒は研修として学外で先輩同伴のパトロールや裏方の雑用を任される。

正義感の強い黒子はよく事件発生の現場に駆けつけ犯人を拘束しているが、
本来荒事を解決するのは警備員の仕事である。
許可なく管轄外の事件に首を突っ込む黒子の行動は完全な越権行為・規則違反であり、
黒子はその度に始末書を書かされているらしい。
小牧に言わせれば「始末書書くのが趣味」なレベル。

一方で、アニメ版『超電磁砲』ではこの設定は消えているらしく、
黒子以外にも多数の風紀委員が校外で活動し、容疑者を検挙している描写がある。

【在籍者】

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最終更新:2022年06月13日 14:48