【種別】
魔術

【元ネタ】
神の怒りに触れ、一夜で消滅した堕落都市ソドムとゴモラの伝説から。
Wikipedia-ソドムとゴモラ

【初出】
四巻

【解説】
別名『一掃』。
ミーシャ=クロイツェフこと天使神の力』が使用しようとした、
空高くに地平線の果てまで覆う程の巨大な魔法陣を展開し、
一発一発がミサイル並みの威力の火の矢を、何十億も地上に降らせる術式。
旧約において、堕落した都市を焼き払ったとされる火矢の豪雨そのものであり、
これが降り注げば「地球の半分が焦土となる」とまで言われる、伝承にふさわしい威力を誇る。

夜にのみ発動可能で、『神の力』は天体制御を用いて自身に有利な『夜』を強引に作り出した。
なお完全発動には30分ほどかかるため、
発動を阻止しようとした神裂火織に対しては水翼で攻撃し、足止めしていた。
全天を覆う巨大かつ複雑な魔法陣、それを構成する光の粒一つ一つがまた別々の魔法陣であり、成層圏より上にもかかわらずその一粒を視認できる程の凄まじい光量を見た上条は、魔術の素人ながら「ケタ外れ」としか言葉が出なかった。

フィアンマによって再召喚されたロシアの地でも使用。
この際は、2kmに範囲を絞ることで30秒での発動と再使用を可能としている。
限定されているとはいえ凄まじい出力を誇り、
完全ではないとはいえ水翼を逸らす事の出来た、
一方通行の『反射』を貫いてダメージを与えている。

最終更新:2018年06月06日 06:34