とある魔術の禁書目録 Index 上条当麻(かみじょうとうま)
【種別】
人名

【元ネタ】
単なる当て字かもしれないが、神裂曰く、真名は「神浄の討魔」であるらしい。
一巻の四章のタイトルでは「退魔師」と書かれていた。なお、当麻は「たいま」とも読める。
さらに、天使がさらに進化した存在である『神上』という言葉も出てきている。

【初出】
一巻

【CV】
阿部敦

【解説】
「とある魔術の禁書目録(インデックス)」主人公。とある高校の1年7組に在籍。
もはやギャグでしかない超絶不幸と、父親からの遺伝によるフラグ体質を併せ持つ少年。
親しい間柄の土御門青髪ピアスには「カミやん」と呼ばれることも。
ツンツンした短めの黒髪が比較的特徴だが、それ以外には特筆するような箇所は無い平凡な容姿。
この髪型は天然ではなく整髪料を使っているらしいが、それほど身なりに気を使ってはいない。
誕生日は不明だが、高校一年で水瓶座であることから15歳と思われる。
上条刀夜上条詩菜の間の一人息子。考え込む時の表情は母親に似ているらしい。
超能力の測定でレベル0、且つ魔術でもない『幻想殺し(イマジンブレイカー)』という特殊能力を持つ。

基本的には今時の若者らしく、面倒臭がりかつ無気力で飄々とした性格。
インデックスの説教や御坂美琴からの挑戦等、面倒だと感じる事からは全身全霊を以て逃げようとする。
その一方で、困っている人間に遭遇した場合は自らその『不幸』に首を突っ込み、
右手に宿る『幻想殺し』を振い、事態を解決するために奔走する。
目の前で助けを求められれば、老若男女や親交の有無など全く気にせず助けに入り、自身の危険も顧みない。
かつて敵対した相手でさえ求められれば救うことから、関わった人々からは善人・ヒーローと目されている。
当人は全く意識していない上に(むしろ,そんなもの必要無いと言い切った:ロシア編)、その行動の結果を言葉にも出さないので周囲にもあまり知られていないが、
その繋がりは科学サイド・魔術サイドを問わず広がっており、
仮に関係性を明確にした場合、一つの巨大な組織規模になる可能性すらある(上条勢力)。
実際に、組織だった行動を起こされることを危惧した『魔術結社』から刺客を送られたことも。

しかし当人は善悪に属するから救っているわけではなく、
「助けたい」という自身の内から湧く感情に従って行動しているだけであり、
結果として、それらの行動が他人から勝手に善と評価されているに過ぎない。
記憶を失う前はその点も自覚しており、
自らの行いを「偽善使い(フォックスワード)」と自嘲し、比較的消極的な面が目立つ。
しかし、偽善と知りつつもインデックスを救う為に命をかけて行動するなど今に通じる部分もあり、
記憶を無くす前から根本的な部分はブレていないようだ。
エイワスが示した3種類のヒーローの1人であり、
「誰に教えられなくても、自身の内から湧く感情に従って真っ直ぐに進もうとする者」。

幻想殺しの力も含めて『相対的』なキャラクターであり、
周りに異能の力を持った魔術師や能力者がいなければ、『それを打ち消す』能力の存在すら認識されない。
信念と信念がぶつかり合う時も、大抵の場合は自分から仕掛けるのではなく、相手の言い分に応じる形で表出される。
作者評によれば、
「もしも、真っ直ぐな信念を持った人間が何の特別な力もない握り拳で向かってきたら、上条は間違いなく敗北していた」とのこと。
本来の彼は立ち位置の不明なキャラクターで、
飼い猫が逃げたという話を聞けば全力で探し出し、世界の危機が訪れれば全力で阻止するような人物。

その「不幸」はかなり深刻なもので、
それが原因で幼少時は苛められたり、包丁で刺されたこともあった。
またそれが、彼が幼稚園を卒園後直ぐに学園都市に送られるきっかけにもなっている。
毎巻のように事件に巻き込まれるのも、「不幸」の成せる業のようである。
もっとも本人は「不幸にも」事件に巻き込まれるからこそ、
そこで苦しんでいる人を救うことができると一種の誇りも持っている。
なお、日常生活においても避雷針のように他者の不幸を肩代わりしてしまうようで、
周囲の人間に便利がられており、そのため虐めは無くなったようだ。
不幸に巻き込まれつつも、事件ごとに様々な女性とのフラグを立てるが本人が朴念仁なので気付かない。

好きなタイプは寮の管理人のお姉さん。代理も可らしい。基本的に年上のお姉さんタイプが好きなようだ。
その一方で自分より年下の娘に対する興味は希薄。
再三に渡るレッサーの色仕掛けにも一切無反応で、
サーシャの身体中を触りまくっても彼自身は何も感じていない。
だが、堕天使エロメイドによる後遺症か、最近は年上のお姉さんに対しての反応までも鈍くなりつつあり、
神裂はおろか、共闘したオリアナに対してまでも再会時は女性的な扱いはしなかった。
話が進むごとに枯れつつあるのではと懸念されるぐらい、女性に対する好奇心が薄らいできている。

今や中学生でも知っている著名人「伊能忠敬」を知らない辺り、
オツムの出来はあまりよろしくない。
『開発』でレベル0でもあることから、夏休みの補習には小萌先生直々に招集されている。
それに反し、一般人があまり知ることのない薬学や兵器学の知識に異常に造詣が深いのは、
やはり「最先端科学の住人」ゆえか。
また、地味に「日本文化(=オタク知識)」にそこそこ精通していたりする。
この部分は「意味記憶」のため消え去っていない模様。
かなりの頻度で入院しているため出席日数は崖っぷちであり、現時点で補習確定。
小萌先生曰く「一学期も日数が足りていない」らしく、記憶が無くなる以前もしばしば学校を休んでいたようである。
状況的に気にしていられない部分もあるのだが、無事に進級できるかはかなり怪しい。

大変喧嘩慣れしており、魔術師超能力者との戦闘ではそれが大いに役に立っている。
とはいえ、決して過信できるほど強いわけでも無く、「勝てるのは1対1、1対2なら危うくて、1対3以上なら迷わず逃げる」とのこと。
もっとも100人のシスター相手に喧嘩を売ったりしているので、思想信条次第ではこの法則はある程度無視出来るものと考えられる。
また、異常に打たれ強く、怪我の回復スピードが異常に早いのは主人公たる所以か。
一方通行の黒翼のように分かりやすい形でのパワーアップはしていないが、
幾度もの戦闘経験から異能に対する対処法や戦闘技術を学習し、
後に、『幻想殺し』で消去しきれないほどの攻撃に対しては、
「掴み取ることで軌道を逸らす」という技術を習得し、戦術の幅を広げている。
御坂美琴とやり合ってなんだかんだで毎回無傷なあたり、反射神経はかなり良いのかもしれない。
また、一方通行は彼の反応の良さについて、
「能力の余波を無意識のうちに前兆として感知しているのではないか」と予測している。

【口調】
特徴的な口癖は無いが、特異な言い回しのバリエーションが多彩。
例)「当然なの! 当然なんだよ当然なんです三段活用!」
  「ヲイヲイ俺は幼女監禁趣味逮捕女の子に興味があったんですエンドを迎える気はサラサラねーぞ」
  「あーはいはい、擬人化美琴たん萌えー」