【種別】
人名

【初出】
新約十五巻

【解説】
とある中高一貫校(校名は未登場)の生徒会長を務める女子生徒。

所持する能力レベル2の『発火系』。
引っ込み思案気味の性格で、急に話しかけると跳び上がって驚く姿から「ビクビクウサギ」と呼ばれる。かわいい。
高校生には見えない小柄な体型、ギリギリ平均点に届かない学力、突出していない能力、
中等部の秋川未絵から世話を焼かれ、等々、
トップに立つにはパッとしない(どころか驚くほど特色が無い)人物ではあるが、他薦で生徒会長選挙に立候補させられ、
周囲の悪ノリによって会長に祭り上げられている。むしろ書記を務めるメガネの優男の方が会長っぽく見える。
また、実務も秋川が「お手伝い」としてほとんどの部分でフォローしており、
生徒会長としてはシンボルの役割しか持たされていない模様。
作中でもポンコツとして描写されており、一通り失敗したところで「未絵ちゃーーーーん!!」と泣きつくまでが1セット。
挙句に周囲の人物どころか台詞ではない地の文にさえも「ビクビクウサギ」と書かれるなど、全体的に救いが無い。

彼女の学校は中高一貫校だが、中等部の卒業生が別の高校に進学する割合が高く、空き教室が多い。
僧正の攻撃で校舎が使えなくなったとある高校の面々は教室を間借りする形でこの学校にやってきたが、
その数日前に上里翔流も転入生としてこの学校に入校していた。
上条と上里はそれまでの素行から問題児扱いされているため、
生徒会長として彼らを気にして声を掛けに行ったものの、
「理想の女生徒会長像」から大きく外れた上条に大バッシングされてやっぱり秋川に泣きついた。

12月4日、復讐鬼と化した木原唯一は上里に接近するため、破棄されたはずのファイブオーバーOS、そのサンプルを入手し、磁性制御モニターで扱われていた軍事迷彩技術を利用して彼女に変装、校内に潜入していた。
その間、本物の明日香は医療データを改竄され、隔離病棟に強制入院させられていた。
つまり新約15巻に登場する明日香は大半が「明日香に扮した唯一」である。
明日香が偽物であると見抜いたのは未絵のみで、しかも当の本人は「治験ボランティアの報酬で未絵ちゃんに誕生日プレゼントを」とのんきに過ごしていたようだ。
それにしても、偽装のためとは言えあの木原唯一がこんな口調で話していたと思うと…

【口調】
基本的な敬語に加えて、「~かね」「~ですがね」といった語尾が多々見られる。
「ぴいっ!! あうあうあっ、 未絵ちゃぁぁ――――ん!!」


最終更新:2018年02月03日 02:15