【種別】
魔術

【初出】
新約8巻

【解説】
オティヌス魔神として完成するを阻止するために、オッレルスが絵本や童話を読み漁って開発した術式。
手の平から出現する光の杭を相手の体に突き刺して発動させる。

かつての歴史の中で十字教巨大勢力は、異教の神々を無力化・矮小化して妖精として扱うことで、神の座から引き摺り下ろしてきた。
この構図を魔術として再現したものである。
この魔術を打ち込まれた魔神は、神の座から強制的に引きずりおろされ、人間に戻されてしまう。

オッレルスの杭は不発となり、オティヌスは瞬時にこれを解析・再現し、オッレルスに打ち込む。
背後から忍び寄ったフィアンマの杭は効果を発揮したが、オティヌスはこれを逆利用することで「失敗100%」の窓口を用意できるようになり、魔神として完成した。
しかし主神の槍による「成功100%」の窓口と、この「失敗100%」の二つの窓口の併用という手法では安全性を確保できず、
徐々に齟齬が生じ、オティヌスの体は崩壊を始めた。

【関連】
変異型妖精化


最終更新:2020年01月18日 01:03