【種別】
人名

【初出】
新約一巻

【CV】
天﨑滉平

【解説】
学園都市の暗部組織、『新入生』の主要メンバー。
端正な顔立ちと鈴を転がすような美声を持つ、長髪の青年。
数々の駆動鎧を揃えた『コレクション』を保有しており、
それらを駆使した『真正面からの力押し』を基本戦術とする。

一つのモデルに拘らず、TPOに合わせて着こなすことを信条としており、
状況に合わせて最適な物を選ぶことで、最大の効果を発揮させる。
故に、『最強の兵器は何か』という議論に意味を見出さないし、兵器の性能を妄信することも無い。

過去に制裁で顔を焼かれ、『出来損ないの福笑い』と言われるほどの負傷を追った過去を持つ。
そこからの人生をただひたすらに顔を取り戻す事に費やし、
暗部の『仕事』をこなした報酬で学園都市の得体の知れない技術を次々と投入したことで、元の顔を取り戻した。
しかし、完全に端正な顔立ちを取り戻したものの、
『顔を焼かれた時の屈辱が、自身の人相を死ぬほど醜く歪め続けている』という事に気付いてしまう。
そして、『どれだけ外を飾っても内から醜く改竄される』という思想を持つに至り、
それ故、自己の肉体に対しての美的感覚を有さない。

数々の駆動鎧を乗り換えるというその性質も、
『自らの外観、輪郭、印象に対して、全く執着を抱いていない』という心の有り様による物。
自身に対して何の拘りも持たない為に、
多脚や大型の『人間とは全く異なる運動機能』を必要とする機体でも万全に操ることができ、
また、それらの弊害である『装着解除時における人間としての運動機能への影響』に捕らわれない。

黒夜海鳥と共に、上層部に一方通行浜面仕上らを結びつけ、『大きな一つの殺害対象』と認識させるために行動を開始。
自らのコレクションを駆使し彼らと繋がりのあるフレメア=セイヴェルンを付け狙い、彼らの間に結びつきを作ろうとした。

…が、フレメアの拉致に成功したところで『ドラゴンライダー』に搭乗した浜面の追撃を受ける。
浜面によりフレメアは取り戻され、自身も駆動鎧に頼りすぎたことが災いし、アシストを切った浜面の攻撃を読めず敗北した。

半死半生状態の彼は、黒夜の指示で『ファイブオーバー』の演算コアとして機内に押し込まれた。

『ファイブオーバー』撃破後、機体から引き摺り出されによって手当が行われたため、生存はしている模様。

最終更新:2023年01月12日 17:26