【種別】
行事

【初出】
七巻
開催は九巻から十巻
(とある科学の超電磁砲では第44話から開催)

【解説】
学園都市に所属する全学校が合同で行う超大規模な体育祭。
開催期間は9/19~25の七日間。

競技自体は一般的な体育祭と変わりないが、
学園側が「能力者同士の大規模干渉のデータを収集する
という名目のもと競技中の能力使用が推奨されているため、
様々な能力が飛び交う超能力バトルと化す。

都市外に向けたイメージアップ戦略の狙いもあり、
エンターテインメントの一種として全世界にテレビ・ネット中継が行われている。
そのため作中世界の格闘技界はあまり人気がないらしい。

開催期間は数少ない学園都市が一般開放される日であり、
生徒の関係者だけでなく一般客も応援・観戦等で学区内を自由に移動する事ができる。

そのため警備をある程度甘くせざるを得なくなり、外部からの危険人物に対処しにくくなる。
実際、表沙汰になっていないだけでこのイベントを狙った何かしらの事件は毎年発生しているらしく、
黒子曰く昨年はテロ未遂事件まで起こっていたらしい。
作中では、オリアナリドヴィアがこれを利用し、霊装『刺突杭剣』の取引を行おうとした。
ショチトルが学園都市へ潜入したのもこれを利用したものと思われる。
その分研究施設などの非開放区域は、悟られない程度に普段よりも厳重な警備体制が敷かれている。

基本的に相手に怪我を負わせなければどんな能力でも使えるが、
借り物競争のような一般の見物客と距離が近い競技では干渉数値が設定されており、
それを超える域の能力を使用する事は禁じられている。

種目は学校単位のものから個人単位まで多岐に渡り、個人種目では上位三位内に入ると表彰される。
部門ごとの順位があるらしく、
学校部門では昨年に続き、今年も長点上機学園常盤台中学を破り優勝している。

『大覇星祭』という名前、
そして『使徒十字』の発動可能時間と同時刻に始まるナイトパレードなどから、
予め星空を用いる『使徒十字』の対策も兼ねた行事と推測される。


最終更新:2022年03月07日 13:45