とある魔術の禁書目録 Index 吸血殺し(ディープブラッド)
【種別】
超能力

【元ネタ】
Deep Blood=「濃い血液」

【初出】
二巻

【解説】
姫神秋沙の所有する、
『甘い香りで誘い、その血を吸った吸血鬼を問答無用で灰に返す』能力。
原石』の一つでもあり、学園都市の開発術ではなく、自身の生まれついた環境から発現したものである。

吸血鬼にとって単に「猛毒」というだけならば、吸わないように注意していれば済む話だが、
この能力の真に恐るべき点は、死ぬとわかっていても吸わずにはいられない誘惑性を持つことである。
故に、一度誘惑の効果範囲内に入ってしまった吸血鬼は、たとえ吸血殺しの恐ろしさを知っていたとしても、
誘惑に耐え切れなくなって、自ら吸血殺しの血を吸い、灰に返ることになる。
姫神を襲った吸血鬼も、吸血殺しという脅威に対し仲間を増やすといった対抗策を取ってはいたが、それでも結局灰に返されている。

AIM拡散力場である『吸血鬼を招き寄せる死の匂い』のためか、
無差別広範囲に作用するので、何もしなくても吸血鬼をおびき寄せて殺してしまう。
誘惑範囲は少なくとも村ひとつ分で、親吸血鬼を呼び寄せてしまったことから考えると、さらに広い可能性もある。
吸われる事が前提である以上、姫神自身の吸血鬼化や失血死を防ぐ作用もあると思われる。
なお、『血』に直接関わる能力ゆえか自身・他者問わず「血の流れ」に詳しく、応急処置が上手くなるという副産物がある。
推測としては超電磁砲の電磁力線可視能力のように、血の流れを観測している可能性などが挙げられる。

吸血鬼には恐ろしく凶悪だが、逆に言うとそれ以外何の役にも立たない。
姫神には制御することができず、意に反して吸血鬼化した親や隣人を殺してしまった。
二巻終了後は歩く教会の効果を一部抽出したケルト十字架によって封印されている。

能力を封印される前の姫神が稀少な能力者ばかりを集める霧ヶ丘女学院に属していたことからも、
「吸血鬼の殺害」という実際の能力発動を確認していない学園都市の研究者から見ても、
かなり特異な能力であることが確認できる。