とある魔術の禁書目録 Index 学園都市(がくえんとし)
【種別】
施設・地名

【初出】
一巻

【解説】
「記憶術」だの「暗記術」という名目で超能力研究、即ち「脳の開発」を行っている都市。
その目的は、「人間を超えた身体を手にすることで神様の答えにたどりつく」ことだとか。
大勢の学生を集めて「授業の一環」として脳の開発を行っており、学生の数は総人口の8割に及ぶ。
学校や学生寮などの数も半端ではなく、教育機関を中心とした造りから「学園都市」と呼ばれている。
東京西部を一気に開発して作り出され、
一部を神奈川や埼玉に及ばせながら東京都の中央三分の一を円形に占めている。
内部は二三の学区に分かれていて、学区ごとに特徴がある。詳細は学園都市の区分を参照。
総括理事長はアレイスター=クロウリー。運営は十二名の学園都市統括理事会が行う。

開発以外の科学技術もぶっ飛んでおり、最先端の技術を実験的に実用化・運用しているため、
外よりも数十年分ぐらい文明が進んでるらしい。
もっとも、20年前から「技術が20年進んでる」と言われているが、
その後進み具合が劇的に進行している様子は見えない。
そのため警備は非常に厳重で、
交通の遮断に加えて周囲が高さ5メートル・厚さ3メートルの壁で囲まれている上に、
街全体を三機(二巻以降は二機、十四巻で四機目を発射)の監視衛星が常に監視している。
……はずなのだが、魔術師は結構ぽんぽんと侵入しており、
テルノアには結構甘いとすら言われていた。
アックアにも感知されることなく進入されている。
これは単純に魔術的防御をしていないのか、あえて見逃しているのかは不明。

「進んだ科学によって未知を征服する」という思想から、
駆動鎧HsPS-15などを始めとして、
学園都市製の最新鋭兵器群は、共通して自然科学(Hard Science)のイニシャルこと『Hs』の名を持つ。
しかしMSR-001MPS-79のように、用いられた技術が旧世代のものに関してはその限りでもないようだ。

生徒達の生活費は奨学金や補助金がほとんど。
基本的には学園都市は勉強をするための所なので、
それに必要のない物品や嗜好品については税をかけても問題なし、という風潮があり、
子供の好きそうなものに課税されるのが暗黙の了解になっている。
代わりに、一般的に寮の家賃や学食などが激安になるので結局プラマイゼロだったりする。
激安の理由は大学や業者の試作品だからである。
その為、怪しい缶ジュースやら、意味もないハイテク携帯電話やら、
携帯のワイヤレスP2Pサービスの格安提供などが跋扈する。
学バスや教材などで儲けようとする学校もあるにはあるようだ。
原則、一度入学すると内部に住居を持つことになるらしい。
それを利用した置き去り等の問題も抱えている。

かつてカエル顔の医者がイギリスの片田舎でアレイスターの命を救い匿った後、
この街の仕組み作りに協力している。
エイワスの言によると、アレイスターがこの街を作り始めたのは50年以上昔である模様。
エリスシェリーの件を考えると、
少なくとも20年ほど前の時点で既に超能力者を生み出せる程度には発展していたようだ。

なお機密の漏洩や様々な組織・人物の暴走を防ぐために暗部にはいくつかの組織が存在する。
作中で登場したのは、
グループ』、『スクール』、『アイテム』、『メンバー』、
ブロック』、『猟犬部隊』、『迎電部隊』。

【備考】
インデックス学園都市に来て暫く経っていることを挙げ、
普通の道なら完全記憶能力を持つ自分が未だに道に迷う事は無いのに、と疑問を感じている。
また、アレイスターも「この街の本当の形をまるで理解していない」と強調して話していた。
何らかの仕掛けがあるのかも知れない。

総人口は序盤と中盤以降で一貫していない(6巻辺りまでは学生が230万人、9巻辺り以降は総人口が230万人)。
が、人口の8割が学生と言う設定は一貫している。学生のほぼ全員がなんらかの超能力に目覚めているが、
その内の6割弱は無能力者(レベル0)である。

現段階で能力者の内で正確に保有人数が判るのは下記。

空間移動能力者:58人
 →その内、1度に複数の物体を移動させる事が出来る能力者:19人
肉体変化能力者:3人
光学操作能力によって自分の姿を完全に消せる能力者:47人


【参照】
学園都市の区分