【種別】
AIM思考体

【初出】
とある科学の超電磁砲第十四話
(名称は十五話で登場)

【解説】
幻想御手』のネットワークの暴走により出現した、AIM拡散力場で出来た怪物。
白み掛かった半透明の体は、最初は胎児のような姿をしていたが、
攻撃されるたびに再生・肥大を繰り返していった。
小規模ではあるがヒューズ=カザキリと似た翼のようなものと輪を持っている。

ネットワークがある限りAIM拡散力場を取り込むことでいくらでも再生が可能である模様。
また、木山春生から多才能力を引き継いでいるらしく、
念動力らしき衝撃波で警備員を吹き飛ばしたり、水弾を生み出して美琴を牽制したりしている。

風斬氷華同様に内部には三角柱のようなものが存在しており、これが『核』となっていた。
しかし1万人程度のネットワークでは不完全だったのか、所々が欠落しているという違いが見られる。
風斬のような独立した自我は持たず、『幻想御手』使用者が共通して抱える劣等感や欠落感、
また木山が抱える怒り等のマイナス感情を攻撃性に反映するのみ。
ただし「やられたらやりかえす」ぐらいの知性はある様子。

多才能力と美琴の攻撃を物ともしない再生能力で散々暴れまわったが、
木山が初春飾利に渡したワクチンソフトによりネットワークが解体され再生機能が停止し、
『核』を御坂美琴超電磁砲に打ち抜かれ消滅した。

【口調?】
呻く様に声を発することはできるが、
ミーシャや黒い翼を展開させた一方通行と同じく、ノイズ混じりの言葉を話す。

最終更新:2019年09月23日 15:55