【種別】
超能力

【元ネタ】
Multi skill=「多技能」

【初出】
とある科学の超電磁砲第十三話

【解説】
木山春生が使用した疑似的な多重能力
多重能力とは別の方式で動いているため、使用者である木山本人は多才能力と呼称している。

脳波ネットワークを構成するプログラム幻想御手が生んだ副産物であり、
超能力者約一万人を取り込んだ脳のネットワークを「一つの巨大な脳」として扱うことで、
一人(個人の脳)では負荷が大きすぎて不可能だった複数能力の使用を実現している。

使える能力はネットワーク内に取り込んだ能力者が所持しているものに限られるが、一度に一つの能力しか使えないといった制約はなく、複数の能力を同時に使用したり、組み合わせて使用することもできる。
「一つの巨大な脳」を操る必要こそあるものの、パーソナルリアリティはネットワークに取り込まれた能力者持ちのため、
能力開発を受けていない人間でも使用可能な超能力である。

作中で確認できた能力は
  • 離れた場所の銃やゴミ箱を遠隔操作(念動力
  • 巨大な火球で広範囲を吹っ飛ばす、火炎を放射する(発火能力
  • 地面を隆起させて盾にする(表層融解?)
  • 液体で相手を押し流す、液体を出現させ弾丸のように打ち出す(水流操作
  • 警備ロボや高速道路の高架を円形に消失させるレーザーのようなものを指先から放つ(空間移動?)
  • 手の動きに合わせて路面の一直線上を爆発?させる(風力使い?)
  • 手からエネルギーの棒のようなものを出現させて飛来した瓦礫を払いのける
  • 周囲に避雷針のような性質のものを作り出す(複数の能力を使用しているらしく、彼女は誘電力場と呼称した)
  • 足元に輪のような力が出現した後、地面を陥没させる
  • 空き缶(アルミ)を爆発させる(量子変速
  • 同僚の心を読む(木山日記にて)(読心能力
  • 路面やコンクリート壁を円形に切り取る(アニメのみ)
  • 空き缶をテレポートさせる(アニメのみ)
などである。(似たような能力を別の用途で使っているものもあるが、それらが同一の能力であるかは不明)

木原幻生も珍種の能力者を何人か拉致し、自分の戦力として利用した。
こちらでは
  • 物体や空間を円形に削り取る
  • 着弾点を凍結させるビームのようなものを放つ
  • 「風力使い」で炎を逸らし酸素を奪い、空中を歩行する
  • 遠距離を障害物を透過して視認できる「千里眼」
など、強力な能力を使用している。

また、多才能力を使用している際には木山、幻生共に左目の白目部分が変色している。

最終更新:2023年11月02日 17:58