【種別】
超能力

【元ネタ】
Offense armor=「攻性装甲」

【初出】
十五巻

【解説】
暗闇の五月計画』によって生み出された、
絹旗最愛が所有するレベル4の能力。
空気中の『窒素』を自在に操ることが出来る。
その力は極めて強大で、圧縮した窒素の塊を制御することにより、
自動車を持ち上げ、弾丸を受け止めることすらできる。
ただしその効果範囲は非常に狭く、掌から数センチの位置が限界なため、
見た目では『手で持ち上げているように』見えてしまう。

最大の特徴として、一方通行の演算パターンを参考に最適化された『自動防御能力』がある。
これは一方通行の持つ『反射』を擬似的に再現したもので、
攻撃を受けた際に本人の意思に関係なく『窒素の壁』が自動展開される。
自動防御の名に偽りはなく、あらゆる方向からの攻撃に対応できる上、
絹旗本人が全く気付いていない不意打ちの銃撃ですらも防ぐ、
まさに『装甲』と呼ぶに相応しい非常に優秀な防御能力。
しかし、『反射』と異なり、攻撃を受け止めたときの反動まで無かったことにしてしまうわけではないので、
銃撃等の大きな衝撃を受けた際には、ダメージは受けずとも吹き飛ばされてしまう事も。
また当然ながら防げる限界もあり、
作中ではステファニー=ゴージャスパレス軽機関散弾銃によって貫かれそうになっている。
ちなみに軽機関散弾銃の威力だと『五メートル以内の距離から七連発以上を受ける』と非常にマズイらしい。

攻撃・防御共に非常に優秀な能力だが、
『窒素を自在に操る能力』=『窒素を操ることしか出来ない能力』であるため、
空気中に窒素が存在しなければ、一切の能力が発揮出来ない事が弱点。
本人もその弱点は理解しており、万一のためにヘアスプレーサイズの缶に入った液体窒素を持ち歩いている。

『暗闇の五月計画』においては「一方通行の防護性」を植え付けたことで発現したテストモデルであり、
同じ方式で「一方通行の攻撃性」を植え付けられた『窒素爆槍』とは対照的な存在。
思考パターンの一部を植えつけられた関係上、
能力使用時は一方通行の思考や言動に本来の人格も引き摺られてしまう。
そのため一度キレると麦野以上に危険な事になる恐れがある。

垣根帝督は元は大気操作系能力であったと推測しているため、
計画以前の射程はもうちょっと長かったのかもしれない。