ひょんなことから女の子
シトロネット 1
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hyon
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197 名前: Allonym ◆iqP3HuSAqU 2007/02/27(火) 22:30:09.59 ID:LSLEWiqm0
俺の名前は哲也。聞かれる前に答えておくが、ハッキリ言って麻雀は弱い。そんな俺が
今何をしているのかと聞かれれば、俺はこう答える。…………麻雀だと。まあ麻雀と言っ
てもゲームだ。パソコンゲーム。でだ、パソコンで麻雀と聞けばピンとくるかもしれない
が、まあその、アレだな。今俺がやっているのは脱衣麻雀ってやつだ。しかし勘違いをす
るな、俺は何もやましい気持ちでやってるんじゃない。いや、まあやらしい気持ちなんだ
が、違うんだ。俺は何も二次元の女の子にしか興味が無いわけではなく、ちゃんと三次元
にもだな…………おい、今そこで二次元だの三次元だの言うヤツはオタクだとか言ってな
かったか? じゃあ何か、異次元ポケットだか四次元ポシェットだかなんだか言ってる自
称猫型だけどどう見ても青狸なロボットはどうなんだ? オタクじゃないだろ? まあそ
ういうことさ。
さて、話を戻すぞ。俺は今、至極大事な局面を迎えているんだ。どういう局面かと言う
と、あと一回、たった一回クリックするだけで、この画面の中の女の子が下着を脱ぎだす
という局面だ。よし落ち着け、俺。落ち着いたか、俺。さあ、いざクリック……
今何をしているのかと聞かれれば、俺はこう答える。…………麻雀だと。まあ麻雀と言っ
てもゲームだ。パソコンゲーム。でだ、パソコンで麻雀と聞けばピンとくるかもしれない
が、まあその、アレだな。今俺がやっているのは脱衣麻雀ってやつだ。しかし勘違いをす
るな、俺は何もやましい気持ちでやってるんじゃない。いや、まあやらしい気持ちなんだ
が、違うんだ。俺は何も二次元の女の子にしか興味が無いわけではなく、ちゃんと三次元
にもだな…………おい、今そこで二次元だの三次元だの言うヤツはオタクだとか言ってな
かったか? じゃあ何か、異次元ポケットだか四次元ポシェットだかなんだか言ってる自
称猫型だけどどう見ても青狸なロボットはどうなんだ? オタクじゃないだろ? まあそ
ういうことさ。
さて、話を戻すぞ。俺は今、至極大事な局面を迎えているんだ。どういう局面かと言う
と、あと一回、たった一回クリックするだけで、この画面の中の女の子が下着を脱ぎだす
という局面だ。よし落ち着け、俺。落ち着いたか、俺。さあ、いざクリック……
198 名前: Allonym ◆iqP3HuSAqU 2007/02/27(火) 22:33:13.77 ID:LSLEWiqm0
「てっちゃんてっちゃん!」
ガチャッ!とドアが開く。
「ぬおぁっ!?」
急いでパソコンの画面を切り替える。
「急に入ってくんな!」
「あ、ゴメンね。でさ、皮が剥けたって」
「な、なな何言ってんのさ、お俺は元々剥けてるよ、真性ナンカジャナイヨ?」
「あ…………えと、ゴメンネ」
頼むから憐れむような目で見ないでくれ。
「…………グレープフルーツの皮が剥けたからリビングに来なさいってお母さんが」
「…………いらない」
「そう? わかった。てっちゃんはいらないみたいって言っとくね」
そう言うと部屋から出て行った。リビングへ行ったんだろう。
今来たのは俺の兄ちゃんだ。昔は仲が良かったが、俺は今、兄ちゃんが嫌いだ。童顔だ
し背は低いし、俺の事をてっちゃんって呼ぶし、男らしくないにも程があるからだ。しか
しだ、それだけならまだ許しただろう。何より許せないのはアレだ、アレなんだ。それは
ナニカって? ナニだ。女みたいなくせしてナニがデカいから嫌いなんだ。ズル剥けだか
ら嫌いなんだ。
ガチャッ!とドアが開く。
「ぬおぁっ!?」
急いでパソコンの画面を切り替える。
「急に入ってくんな!」
「あ、ゴメンね。でさ、皮が剥けたって」
「な、なな何言ってんのさ、お俺は元々剥けてるよ、真性ナンカジャナイヨ?」
「あ…………えと、ゴメンネ」
頼むから憐れむような目で見ないでくれ。
「…………グレープフルーツの皮が剥けたからリビングに来なさいってお母さんが」
「…………いらない」
「そう? わかった。てっちゃんはいらないみたいって言っとくね」
そう言うと部屋から出て行った。リビングへ行ったんだろう。
今来たのは俺の兄ちゃんだ。昔は仲が良かったが、俺は今、兄ちゃんが嫌いだ。童顔だ
し背は低いし、俺の事をてっちゃんって呼ぶし、男らしくないにも程があるからだ。しか
しだ、それだけならまだ許しただろう。何より許せないのはアレだ、アレなんだ。それは
ナニカって? ナニだ。女みたいなくせしてナニがデカいから嫌いなんだ。ズル剥けだか
ら嫌いなんだ。
199 名前: Allonym ◆iqP3HuSAqU 2007/02/27(火) 22:34:07.31 ID:LSLEWiqm0
さて、話を戻そう。パソコンの画面を再び切り替え、クリックする。
…………。
オ、オホォォーーウ。
俺は今まで生きてきた中で、これほどまで素晴らしいものを見たことがあったろうか?
否。答えは否だ。断じて否だ。そしてこの美しいものを前に俺が取るべき行動は一つ。そ
う、ズボンとパンツを脱ぎ捨て、レッツ自・家・発・d
「てっちゃんてっちゃん!」
「どぅおわー!?」
慌てて布団にくるまる。
「てっちゃんどうしようっ!?」
「どうしようって何が?」
兄ちゃんの方を向きながら言う。
「ボク、女の子になっちゃった!!」
俺が見た先には、上半身裸の女の子が立っていた。当然、俺のナニも勃っていた。
…………。
オ、オホォォーーウ。
俺は今まで生きてきた中で、これほどまで素晴らしいものを見たことがあったろうか?
否。答えは否だ。断じて否だ。そしてこの美しいものを前に俺が取るべき行動は一つ。そ
う、ズボンとパンツを脱ぎ捨て、レッツ自・家・発・d
「てっちゃんてっちゃん!」
「どぅおわー!?」
慌てて布団にくるまる。
「てっちゃんどうしようっ!?」
「どうしようって何が?」
兄ちゃんの方を向きながら言う。
「ボク、女の子になっちゃった!!」
俺が見た先には、上半身裸の女の子が立っていた。当然、俺のナニも勃っていた。
50 :Allonym ◆iqP3HuSAqU :2007/02/28(水) 23:07:44.48 ID:MNGNtQa+0
顔は兄ちゃんとほとんど変わらず、背も変わらない、声も変わらなければ、俺の呼び方
も変わっていない。しかし、胸にはたわわに実った二つのグレープフルーツがあった。
となれば答えは一つ。
「さっきは食べないなんて言ってゴメンなさい。いっただっきまーっす!!」
布団から飛び出し、見事な形のグレープフルーツを掴んで揉む。
「やっ、やめてよ、変なことしないで……」
変なことするなって? そいつは無理ってもんだぜ。
「あぅ…………あ、もう、てっちゃん、パソコンでえっちなことしちゃあっ、ダメ……」
そういえば画面を変え忘れていたか。しかし、今の俺に二次元はいらない。何故ならこ
こに三次元があるからさ。グッバイ脱衣麻雀。俺はこれから男になる、もう誰も俺をとm
「あ、真性包茎ってなんだかおもしろいね」
そう言われた次の瞬間、部屋に兄ちゃんの姿はなかった。スクリーンセーバーが起動し
ているところを見ると、俺はしばらく気を失っていたらしい。いや、放心と言う方が正し
いのかもしれない。しかし、あの一言はスタンド攻撃並の威力だった。
も変わっていない。しかし、胸にはたわわに実った二つのグレープフルーツがあった。
となれば答えは一つ。
「さっきは食べないなんて言ってゴメンなさい。いっただっきまーっす!!」
布団から飛び出し、見事な形のグレープフルーツを掴んで揉む。
「やっ、やめてよ、変なことしないで……」
変なことするなって? そいつは無理ってもんだぜ。
「あぅ…………あ、もう、てっちゃん、パソコンでえっちなことしちゃあっ、ダメ……」
そういえば画面を変え忘れていたか。しかし、今の俺に二次元はいらない。何故ならこ
こに三次元があるからさ。グッバイ脱衣麻雀。俺はこれから男になる、もう誰も俺をとm
「あ、真性包茎ってなんだかおもしろいね」
そう言われた次の瞬間、部屋に兄ちゃんの姿はなかった。スクリーンセーバーが起動し
ているところを見ると、俺はしばらく気を失っていたらしい。いや、放心と言う方が正し
いのかもしれない。しかし、あの一言はスタンド攻撃並の威力だった。
51 :Allonym ◆iqP3HuSAqU :2007/02/28(水) 23:08:57.74 ID:MNGNtQa+0
しかし、男がいきなり女になるというのは何事だ? それこそスタンド攻撃だろうか?
それとも中国の怪しい修行場にでも行ったのか? はたまた宇宙船と衝突でもしたのか?
だーもう、わからん。とりあえず兄ちゃんの部屋に行ってみるか。
パンツとズボンを履き、兄ちゃんの部屋に行く。さっきの今だし、一応ノックをしてみ
る。…………しかし返事はない。屍ってことはないだろうが、もしかしたらさっきのは夢
だったのかもしれないからな、確認しなければなるまい。ということでお邪魔します。兄
ちゃんの部屋のドアを開けた時、ゴソゴソという物音が聞こえた。しかし、兄ちゃんの姿
はない。不自然に膨らんだ布団はあるが。
「ご開帳~」
布団を引っぺがす。すると案の定、そこには兄ちゃんがいた。
「はわわ、てっちゃんに見つかっちゃいましたっ!」
うちの先祖は中国人だったのか?
「え、えっちなこと禁止!!」
子孫は火星人か? まあいいや。
「あのさ、兄ちゃん。とりあえず何にもしないから。ただ、話を聞きたいだけだから」
…………今は。って続くんだけどね。
「うー、ホントぉ?」
「ホントホント」
「じゃあ……いいよ」
それとも中国の怪しい修行場にでも行ったのか? はたまた宇宙船と衝突でもしたのか?
だーもう、わからん。とりあえず兄ちゃんの部屋に行ってみるか。
パンツとズボンを履き、兄ちゃんの部屋に行く。さっきの今だし、一応ノックをしてみ
る。…………しかし返事はない。屍ってことはないだろうが、もしかしたらさっきのは夢
だったのかもしれないからな、確認しなければなるまい。ということでお邪魔します。兄
ちゃんの部屋のドアを開けた時、ゴソゴソという物音が聞こえた。しかし、兄ちゃんの姿
はない。不自然に膨らんだ布団はあるが。
「ご開帳~」
布団を引っぺがす。すると案の定、そこには兄ちゃんがいた。
「はわわ、てっちゃんに見つかっちゃいましたっ!」
うちの先祖は中国人だったのか?
「え、えっちなこと禁止!!」
子孫は火星人か? まあいいや。
「あのさ、兄ちゃん。とりあえず何にもしないから。ただ、話を聞きたいだけだから」
…………今は。って続くんだけどね。
「うー、ホントぉ?」
「ホントホント」
「じゃあ……いいよ」
52 :Allonym ◆iqP3HuSAqU :2007/02/28(水) 23:09:38.58 ID:MNGNtQa+0
「じゃあ早速なんだけど、なんでその、女の子になったの?」
「なんかね、グレープフルーツ食べたら変わっちゃったの」
「グレープフルーツで?」
「うん。ボクね、アレはグレープフルーツじゃなくって悪魔の実だったと思うんだ」
まいった。うちの兄ちゃんは高三にもなって中二病らしい。どうしたもんか。
「そうじゃなかったらね、女の子になって強くなってて、悪い奴をやっつけるんだよ」
「んなわけないじゃん」
「そんなことわからないよ、実はボク、すっごいパワーを持ってるのかもよ?」
「じゃあ試してみようよ」
「へっ?」
オレの13の必殺技のひとつ、ルパンダイブで兄ちゃんに襲い掛かる。
「きゃっ!?」
ああ、やっぱおにゃのこのおっぱいはイイ…………ってか兄ちゃんかわいいなぁ。やっ
べ、また勃ってきた。
「なんかね、グレープフルーツ食べたら変わっちゃったの」
「グレープフルーツで?」
「うん。ボクね、アレはグレープフルーツじゃなくって悪魔の実だったと思うんだ」
まいった。うちの兄ちゃんは高三にもなって中二病らしい。どうしたもんか。
「そうじゃなかったらね、女の子になって強くなってて、悪い奴をやっつけるんだよ」
「んなわけないじゃん」
「そんなことわからないよ、実はボク、すっごいパワーを持ってるのかもよ?」
「じゃあ試してみようよ」
「へっ?」
オレの13の必殺技のひとつ、ルパンダイブで兄ちゃんに襲い掛かる。
「きゃっ!?」
ああ、やっぱおにゃのこのおっぱいはイイ…………ってか兄ちゃんかわいいなぁ。やっ
べ、また勃ってきた。
203 :Allonym ◆iqP3HuSAqU :2007/03/02(金) 16:10:05.30 ID:PlPIklfk0
「やぁだ、やめてよぉ~」
据え膳食わぬは男の恥。ましてや御馳走を頂かないなんて、そんな奴はきっとゲイだ。
ん? コレは…………同性愛じゃないよな? とりあえず肉体的には。
「ん、さっき何にもしないって言ったのにぃ……」
「さっきはさっき、今は今。気が変わったんだ、しょうがないじゃないか。ホラ、精神的
に向上心のない奴は馬鹿だって言うじゃん」
「ぁう……Kはこんなことしないよぉ、あ、おっぱい吸わないでぇ…………」
コレは興奮する。兄弟とか関係ないね。大体、おっぱいってのはしゃぶるためにあるん
だから、俺がしゃぶったって何の問題もないじゃないか。それに声からして兄ちゃんだっ
て感じてるっぽいし。俺も兄ちゃんも気持ちよくなる、すなわち両方にとってプラス。全
くもって素晴らしいカラクリだ。
「も、もう、やめないとこうするんだからっ」
そう言ったかと思うと、兄ちゃんの手が俺の背中と後頭部に回り、俺は兄ちゃんのほう
へと抱き寄せられた。どうやら観念して気持ちよくなろうということらしい。しかし、何
だかんだ言ってて、やっぱり兄ちゃんも気持ちよかったんだな。さて、じゃあおっぱいが
終わったら次はフェラしてもらって、それで本番かな。おお、脱童貞の大チャンスじゃな
いか。
じゃ、そろそろおっぱいから口を離し…………ってアレ? どうしておっぱいから口が
離れないのカナー?
「んふふ、苦しくなってきた?」
な、コレが狙いだったのかっ!? ヤバイ、息が出来ない。鼻まで塞がれちまってる。
今だけはこのおっぱいが憎らしい。って言うかマジでやばくね? 視界がだんだんと、何
が何だかわからなく、わかるのは柔らかい感触だけ。
俺は兄ちゃんの胸に顔を埋めたまま気が遠くなっていった…………
据え膳食わぬは男の恥。ましてや御馳走を頂かないなんて、そんな奴はきっとゲイだ。
ん? コレは…………同性愛じゃないよな? とりあえず肉体的には。
「ん、さっき何にもしないって言ったのにぃ……」
「さっきはさっき、今は今。気が変わったんだ、しょうがないじゃないか。ホラ、精神的
に向上心のない奴は馬鹿だって言うじゃん」
「ぁう……Kはこんなことしないよぉ、あ、おっぱい吸わないでぇ…………」
コレは興奮する。兄弟とか関係ないね。大体、おっぱいってのはしゃぶるためにあるん
だから、俺がしゃぶったって何の問題もないじゃないか。それに声からして兄ちゃんだっ
て感じてるっぽいし。俺も兄ちゃんも気持ちよくなる、すなわち両方にとってプラス。全
くもって素晴らしいカラクリだ。
「も、もう、やめないとこうするんだからっ」
そう言ったかと思うと、兄ちゃんの手が俺の背中と後頭部に回り、俺は兄ちゃんのほう
へと抱き寄せられた。どうやら観念して気持ちよくなろうということらしい。しかし、何
だかんだ言ってて、やっぱり兄ちゃんも気持ちよかったんだな。さて、じゃあおっぱいが
終わったら次はフェラしてもらって、それで本番かな。おお、脱童貞の大チャンスじゃな
いか。
じゃ、そろそろおっぱいから口を離し…………ってアレ? どうしておっぱいから口が
離れないのカナー?
「んふふ、苦しくなってきた?」
な、コレが狙いだったのかっ!? ヤバイ、息が出来ない。鼻まで塞がれちまってる。
今だけはこのおっぱいが憎らしい。って言うかマジでやばくね? 視界がだんだんと、何
が何だかわからなく、わかるのは柔らかい感触だけ。
俺は兄ちゃんの胸に顔を埋めたまま気が遠くなっていった…………
終
252 :愛のVIP戦士:2007/03/03(土) 00:08:04.81 ID:8tx5bYLo0
…………ココはドコだ?
俺は死んだのか?
確か、気が遠くなっていって、それから……それから…………
ダメだ、思い出せない。
やっぱり俺は死んだのか?
出来るなら生き返りたい。
ついでに出来るならおっぱいの近くがいい。
あ、美少女の膝枕もいいかも。
それから包茎も治したい。
「その願い、聞き受けた」
誰? え、何、マジで? やった、俺超勝ち組じゃん。
「ただし、3つ目までだ」
……えっと、生き返って、おっぱいの近くで、膝枕で、ってことは包茎は?
「治らない」
マジっすか?
俺は死んだのか?
確か、気が遠くなっていって、それから……それから…………
ダメだ、思い出せない。
やっぱり俺は死んだのか?
出来るなら生き返りたい。
ついでに出来るならおっぱいの近くがいい。
あ、美少女の膝枕もいいかも。
それから包茎も治したい。
「その願い、聞き受けた」
誰? え、何、マジで? やった、俺超勝ち組じゃん。
「ただし、3つ目までだ」
……えっと、生き返って、おっぱいの近くで、膝枕で、ってことは包茎は?
「治らない」
マジっすか?
宇宙の法則が乱れる。
253 :愛のVIP戦士:2007/03/03(土) 00:09:44.50 ID:8tx5bYLo0
「んん……」
視界がぼやけてる。でも、明るい。俺は、生き返ったのか? しかし、ここで喜んじゃ
ダメだ。よくあるパターンだと、生き返った→女の子は?→って俺が女の子に!ってのだ
からな…………ってよく見れば目の前におっぱいがあるじゃないか! じゃあ俺は男のま
まか? しかもアングルから察するに膝枕してもらってる!? ってことはもちろんこの
子は美少女なんだろうな? 俺、かなりついてるわ。うん、もちろんアレもついてるし。
皮被ってても美少女のおっぱいを好きに出来るのならかまわないさ。っと、この美少女の
顔を確認しないとな。さて、どれほどの美少女なんだ?
俺は名残惜しくも美少女の膝から頭を離し、顔を覗き込んだ。うん、かわいい。
「くぅー……」
その美少女は寝息をたてて寝ていた。なんかもうホントかわいいなぁ。谷口流に言うな
らAAランク+ってところか。しかし、どこかで見たことあるようなないような気がして
ならない。もしかして前世では恋人同士だったんじゃなかろうか。これはもう運命としか
思えんね。とりあえず起きる前に唇を奪っておこう。
そんな人間失格なことを考えて美少女にキスをする。
美少女の唇は柔らかく、そして甘かった。
「ぅん……」
今のキスで美少女が目を覚ましたようだ。俺ってば王子様? そんなわけで調子に乗っ
てもう一度キスをしてあげる。さっきは短かったので、今度は長く。
視界がぼやけてる。でも、明るい。俺は、生き返ったのか? しかし、ここで喜んじゃ
ダメだ。よくあるパターンだと、生き返った→女の子は?→って俺が女の子に!ってのだ
からな…………ってよく見れば目の前におっぱいがあるじゃないか! じゃあ俺は男のま
まか? しかもアングルから察するに膝枕してもらってる!? ってことはもちろんこの
子は美少女なんだろうな? 俺、かなりついてるわ。うん、もちろんアレもついてるし。
皮被ってても美少女のおっぱいを好きに出来るのならかまわないさ。っと、この美少女の
顔を確認しないとな。さて、どれほどの美少女なんだ?
俺は名残惜しくも美少女の膝から頭を離し、顔を覗き込んだ。うん、かわいい。
「くぅー……」
その美少女は寝息をたてて寝ていた。なんかもうホントかわいいなぁ。谷口流に言うな
らAAランク+ってところか。しかし、どこかで見たことあるようなないような気がして
ならない。もしかして前世では恋人同士だったんじゃなかろうか。これはもう運命としか
思えんね。とりあえず起きる前に唇を奪っておこう。
そんな人間失格なことを考えて美少女にキスをする。
美少女の唇は柔らかく、そして甘かった。
「ぅん……」
今のキスで美少女が目を覚ましたようだ。俺ってば王子様? そんなわけで調子に乗っ
てもう一度キスをしてあげる。さっきは短かったので、今度は長く。
254 :愛のVIP戦士:2007/03/03(土) 00:10:56.29 ID:8tx5bYLo0
「ん…………んんんんっ!!?」
しまった、驚かせたか。仕方がないので唇を離してあげる。ちょっとは人の気持ちも考
えようじゃないか。いや、俺は普段から全人類のことを思っているよ?
「な、なな、何するのっ!?」
美少女がそう聞いてきたので答えてやる。
「何ってキスを」
「ファーストキスだったのにぃ……」
おお、ラッキー。俺は嬉しいぞ。ちなみに俺もファーストキスなんだけどな。男的には
ちょっと情けないから黙っておこう。
「でさ、君、名前は?」
「え?」
俺が名前を尋ねると、美少女はキョトンとした。うん、やっぱ前世の恋人なんだから名
前を知らないっていうのはあんまりだよな。でも思い出せないんだ、ゴメン。
「ボクだよ? わからないの?」
ボクっ娘かよ。かわいいよ。あ、やめて。そんな切なげに見つめないで。上目遣いをし
ないで。俺、もう理性きかなくなっちゃうよ。
「ボクのことがわからないの、てっちゃん」
…………てっちゃん? 何か、何かを思い出せそうな気がする。
「俺、てっちゃん?」
「そうだよ、てっちゃんはてっちゃんだよ」
頭の悪いセリフだ。この子も大丈夫なのか?
「よし、胸を出しなさい。触診してあげるから」
「……また窒息したいの?」
窒息?
…………その時、全てを思い出した。
しまった、驚かせたか。仕方がないので唇を離してあげる。ちょっとは人の気持ちも考
えようじゃないか。いや、俺は普段から全人類のことを思っているよ?
「な、なな、何するのっ!?」
美少女がそう聞いてきたので答えてやる。
「何ってキスを」
「ファーストキスだったのにぃ……」
おお、ラッキー。俺は嬉しいぞ。ちなみに俺もファーストキスなんだけどな。男的には
ちょっと情けないから黙っておこう。
「でさ、君、名前は?」
「え?」
俺が名前を尋ねると、美少女はキョトンとした。うん、やっぱ前世の恋人なんだから名
前を知らないっていうのはあんまりだよな。でも思い出せないんだ、ゴメン。
「ボクだよ? わからないの?」
ボクっ娘かよ。かわいいよ。あ、やめて。そんな切なげに見つめないで。上目遣いをし
ないで。俺、もう理性きかなくなっちゃうよ。
「ボクのことがわからないの、てっちゃん」
…………てっちゃん? 何か、何かを思い出せそうな気がする。
「俺、てっちゃん?」
「そうだよ、てっちゃんはてっちゃんだよ」
頭の悪いセリフだ。この子も大丈夫なのか?
「よし、胸を出しなさい。触診してあげるから」
「……また窒息したいの?」
窒息?
…………その時、全てを思い出した。
256 :Allonym ◆iqP3HuSAqU :2007/03/03(土) 00:13:23.45 ID:8tx5bYLo0
「……兄ちゃん?」
自信なさ気に聞いてみる。
「良かったぁ、思い出したんだね?」
「あ、うん…………って兄ちゃんとキスしちゃったよ!しかもファーストキスだよ!!」
「だからさっきボク言ったじゃん……」
ヤバイ、あまりのことに軽くパニックだ。えっと、どうなの俺? これは男とキスした
ことになるの? いや、でも兄ちゃんは肉体的には女なワケだし、やっぱ俺は完全にノー
マルで、危ない趣味を持っているわけじゃない。あ、でもそれ以前に近親相姦とかそっち
の心配もあるのか。いやいや、やっちゃいけないからこそ燃えるんじゃないか。もうね、
その背徳感が最高なんだよ。つまりイケナイことのほうがイケるってことさ。うん。
「よし、ファーストキスもしたことだし、二人の恋のストーリーを始めよう」
「もう、そんなの始めないよっ!」
あ、ふくれっ面もかわいい。うん、やっぱ始めよう。すぐにでも始めよう。
「何? なんだかニヤニヤしちゃって」
ん、アレ、顔に出ちゃってたかな?
「そんな変な顔じゃあ恋のストーリーだって始めようにも始められないよ」
「え、それって兄ちゃんも始めたいって」
「ま、それ以前に真性包茎じゃあダメだよね(暗黒微笑)」
ああ、また意識が遠くなってゆく…………
薄れゆく意識の中、ちょっとSな兄ちゃんも素敵だとか、そんなことを思っていた。
自信なさ気に聞いてみる。
「良かったぁ、思い出したんだね?」
「あ、うん…………って兄ちゃんとキスしちゃったよ!しかもファーストキスだよ!!」
「だからさっきボク言ったじゃん……」
ヤバイ、あまりのことに軽くパニックだ。えっと、どうなの俺? これは男とキスした
ことになるの? いや、でも兄ちゃんは肉体的には女なワケだし、やっぱ俺は完全にノー
マルで、危ない趣味を持っているわけじゃない。あ、でもそれ以前に近親相姦とかそっち
の心配もあるのか。いやいや、やっちゃいけないからこそ燃えるんじゃないか。もうね、
その背徳感が最高なんだよ。つまりイケナイことのほうがイケるってことさ。うん。
「よし、ファーストキスもしたことだし、二人の恋のストーリーを始めよう」
「もう、そんなの始めないよっ!」
あ、ふくれっ面もかわいい。うん、やっぱ始めよう。すぐにでも始めよう。
「何? なんだかニヤニヤしちゃって」
ん、アレ、顔に出ちゃってたかな?
「そんな変な顔じゃあ恋のストーリーだって始めようにも始められないよ」
「え、それって兄ちゃんも始めたいって」
「ま、それ以前に真性包茎じゃあダメだよね(暗黒微笑)」
ああ、また意識が遠くなってゆく…………
薄れゆく意識の中、ちょっとSな兄ちゃんも素敵だとか、そんなことを思っていた。