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GG2とは

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ギルティギア2 オーヴァチュア

ギルティギア2とは
株式会社アークシステムワークスが出したXBOX360用の家庭用ゲーム。



発売日 2007年11月29日
希望小売価格 7,800円(税込8,190円)
ゲームオンデマンド 2010年3月9日
2,000マイクロソフトポイント(クレカ購入税込2,940 円)
steam 2016年4月1日
1,980円
対応機種 Xbox360
PC (Steam)
ジャンル メーレーアクション
Xbox Live対応 1~4人対戦

※2010年3月からゲームオンデマンド配信が開始され、お買い求めやすくなっています。
※2016年4月からPC移植されSteam配信が開始されました。

ジャンル:メーレーアクション(公式解説)

 メーレーアクションとは、英語の「Melee(乱戦・乱闘)」と日本語の「命令」を掛け合わせた造語です。
 プレイヤーは『マスター』となり、自ら敵と武器を交える3D対戦アクションを繰り広げます。
 ギルティギアシリーズおなじみの必殺技や覚醒必殺技も3D再現! サイクロンブラストやモダンキャンセルも新生!
 また、司令官としてリアルタイムに自軍ユニットへ命令を行いながら、対戦相手の本拠地『マスターゴースト』を破壊していきます。

ざっくり解説すると(公式解説)






メーレーアクション???


メーレーアクション=『ACT+RTS』
アクション+リアルタイムストラテジー
ジャンルを無理矢理説明するとそうなります。

ただし勘違いしてはいけないのは、このゲームのメインが「対戦ゲーム」ということ。
広大なフィールドを回るタイプの3Dアクションと、兵士を作って陣地を広げていく戦略ゲーム、その2つを融合しているのですが、
そもそも1人用、もしくは協力プレイも多いジャンルなので、発売から10年以上経ってさえ斬新さが際立っています。

+ 3Dアクション?
3Dアクション?

上記の画像のように、GG2は「広い3Dフィールドで敵と戦う」ゲームです。
「3D対戦ゲーム」よりも「無双シリーズ」や「デビルメイクライ」な面も確かにあるのですが…

ただし無双とも別ゲーです。
取りあえずの攻撃連打だけで一騎当千のようにバッタバッタなぎ倒すことはできません。
フィールドに雑魚は沢山出現しますが、その雑魚の群れに単騎で入るとボコボコにされます。
難しいミッションをクリアするのではなく、対戦相手と同条件で対戦をするゲームでもあります。
相手がCPUではなく人間なので、最終的なやり込み要素がワンパターンにもなりません。

格闘ゲーム「ギルティギア」シリーズ同様
このGG2も自分一人が行えるアクションが滅茶苦茶多く、
更に、キャラクター毎のアクションにもかなり差別化がされています。
ただし「波動拳コマンド」といった格闘ゲームのようなコマンド入力は一切なく
「方向キー+ボタン」で技が出るスマブラタイプとなっています。

時代経過に伴い、モンスターハンターシリーズが近くなってきたんですよね。
モンハン側が広大なフィールドを高速で走り回るようにもなって
スタイリッシュに狩るようになったのもありそうです。

演出・グラフィック面は見劣りする部分があります。
これは発売から何年も経った今だからという話でもなく当時の時点で。
この分野を何年もやっていたコーエーやカプコン作でもないし。その辺りはアークの処女作だし。
その手の名作基準ならPS2レベルでしょう。(実際開発はPS2向けにしていたらしい)
しかし画面外含む全フィールド内の兵力がAIで同時に戦っているので、技術的には結構凄いです。
ギリギリまでスペック使い過ぎて、当時最新機器でその後10年近く戦っているPS3でさえ
メモリ足りなくなるかもって公式が公言してるレベルです。
+ リアルタイムストラテジー?
リアルタイムストラテジー?

strategy = 戦略
"リアルタイム"戦略ゲームといったところ。

同じシミュレーションの一つですが、日本で流行している「ターン制」戦略ゲームとは全然違います。
RTS自体がまず、「アクションゲーム(戦略要素あり)」ぐらいに言った方がまだ近いです。
(ピクミンとか日本だとアクション扱いで海外だとRTS扱いです)

具体的には兵士を作り、指示し、相手と戦略を競い合うゲームです。
有名どころだと過去にはエイジオブエンパイアとかウォークラフトなど世界中で大ヒットしましたね。
ただ日本では流行しておらず、なじみのある人は少ないはず。
なぜならマウス操作のパソゲーばかりだから。

これをパッド操作できるように操作を簡易的にしてるのがGG2のRTS。


また、このゲームは『MOBA』のはしりだったのではないかとも言われています。
+ MOBA?
MOBA?

発売から少し経ち、時代が進むとLoL等を代表として
「MOBA」というRTSのサブジャンルがRTSを超える勢いで世界中で大ヒットしました。
日本で知名度が高いものだと、そのLoL親会社も絡んでいるポケモンユナイトでしょうか。

こちらは全兵力を均等にクリック操作するのではなく、
少人数チームで一人一キャラクターをメインで操作しつつ
拠点建築や味方兵士の操作も簡略化したRTS風に行うゲームとなります。
キャラクター操作の幅が増え、メイン操作部分はアクションやアクションRPGに近いゲーム感覚に…

はいつまり「MOBA」≒「アクション」+「RTS」です。
GG2はまんまMOBAに入りますね。

2020年ぐらいのMOBAゲーマーやり取り
「日本MOBAは作られないの?」
「操作アクションの多いMOBAは作られないの?」
「3Dに挑戦したMOABAは作られないの?」
→「10年以上前にGG2ってのが出てたよ。」
ってやり取りが定型化するぐらいには、時代を先どっていたらしいです。

GG2発売当初は既存のジャンルがなくメーレーアクションと銘打っていましたが
しばらく後に発売していたらその名前は生まれなかったかもしれませんね。

どんなゲーム?

この動画が雰囲気が分かる程度の公式トレーラー。(内容は一緒です)

既存のジャンルじゃないから下の動画で実際の対戦風景も実況・解説付きで見てみるといいよ。↓
おすすめは#4らしい。

実況・解説付き公式動画(公式サイト)
http://www.arcsystemworks.jp/gg2ndJp/JP/special/dl.html
ギルティギア2 公式対戦動画「HEAVEN OR HELL ? #1」1on1
http://www.nicovideo.jp/watch/sm1802676
ギルティギア2 公式対戦動画「HEAVEN OR HELL ? #2」1on1
http://www.nicovideo.jp/watch/sm1891938
ギルティギア2 公式対戦動画「HEAVEN OR HELL ? #2 おまけ」1on1
http://www.nicovideo.jp/watch/sm1894637
ギルティギア2 公式対戦動画「HEAVEN OR HELL ? #3」2on2
http://www.nicovideo.jp/watch/sm2117156
ギルティギア2 公式対戦動画「HEAVEN OR HELL ? #4」1on1
http://www.nicovideo.jp/watch/sm2341425
ギルティギア2 公式対戦動画「HEAVEN OR HELL ? #5」1on1
http://www.nicovideo.jp/watch/sm2517326

その他動画
プレイ動画まとめ

どんなキャラ?

初心者講座『どのキャラが使いたいか』参照。

どんなルール?

詳しくは『システム』参照。
初見には解読不能でしょうが、
以下の動画のようにキャンペーンモードで一つ一つ解説されています。

一人用ゲームとして


  • キャンペーンモード(ストーリー付きの一人用モード)
ぶっちゃけ短いです。ただし後半結構良いストーリーなことと、
発売から数年後に続いて出ているギルティギア作品(GGXrd~GGST)が、
それまでの格ゲー作品(GGXやGGXX)より、GG2の一人用キャンペーンモードの続きとして作っているため
ファンアイテム的に1人用モードだけ、さっくり楽しむのも良いかと思われます。

最初に操作やルール、世界観の説明もあることだし、
キャンペーンクリア特典のカイが割と初心者向けなこともあるので
対戦を視野に入れてる人も最初はキャンペーンモードを行うのがオススメ。

  • vsCPU(レギュレーション画面で難易度変更可能)
  • フリーミッション
キャンペーンはただのアクションゲームだったり、キャラが固定されているので
その内にこの二つで遊ぶことになるでしょう。
ネット対戦が怖い間はこちらを行うのが良いです。
意外とCPUに勝てるまで数週間~一ヶ月ぐらい遊べます。

対戦ゲームとして

2人対戦か4人対戦が可能です。
一年以上に渡る大規模なパッチ調整の結果、
『対戦+協力ゲーム』としての楽しさ・バランスの良さは筋金入りです。

ネットワーク対戦がメインになります。

家に集まってオフ対戦も可能です。
  • 画面分割で1on1
  • 画面分割で2on2(ただし人間は二人で残りはCPU)
  • 画面分割でネット対戦

ただし、ガチ対戦ツールとしてやり込まないと
一部の上級者には全く勝てない仕様になっています。


レビューサイトや一部で酷評だったりする

のは、トレーニングモードもなくて初心者救済の機能もなくて
どう遊べば楽しめるかもwikiとか動画が充実してないから初心者には分からなくて
ガチで対戦しようとするとバグだらけでバランスも悪かった、
「発想は素晴らしいです」という評価になる初期バージョンについて語っているのが殆どなので、あんまり参考にしなくて良いです。

(↑レビュー投稿日が2007年末ぐらいのもの)
(初期版と現行版での違いの程度は『公式サイト』のver1.30とか見れば伝わりそう)

今の評価は「筋金入りの対戦ツール」といった感じ。
ただし「敷居が高い」のは認める。

でも売れてないじゃん?

当時の「家庭用ではなくゲーセンで人気」で「焼きまわし商法」と呼ばれた格ゲーGGXX系列でさえ
家庭用で初週で数万~十数万本の売り上げは固かった大人気ギルティギアシリーズ。
しかしGG2は初週売上で一万に満たない大爆死をしました。

本当に売れない理由が多すぎました…
  • セガとサミーが合併した結果のギルティキャラ版権問題(を当時は伏せた上のキャラリストラ)
  • クソゲーオブザイヤーにノミネートされるまで荒れた、家庭用GGXXAC(通称バクセントコア)騒動と発売時期被り
  • 次世代DVD戦争、PS3とXbox360のゲハ論争によるハードそのもののマイナスイメージ。Wii全盛期
  • 発売日がXbox360大型タイトル2つとモロ被りでXbox360ファンは当然スルー
  • その上で広報ほぼ無しでGGファンさえ一部は存在を知らない状態
  • MOBAどころかRTS知名度も皆無だったのでゲーム内容が分からず無双ゲーのパクリ扱い
  • 無双好きから見ても、新ハードなのにグラフィックがPS2並で、キャラも知らないので当然スルー
  • 格ゲー好きから見ても、そもそもまだPS2現役時代。(格ゲー界隈で早速次世代に移ったスト4やブレイブルーさえ当時未発売)
  • 発売前の広報が殆どない。例えばゲームPVを配布したのは発売前ではなく、発売した1ヶ月以上も後

そういうの全部乗り越えてコアなファンがGG2を買ってみても
初期バージョンじゃトレモさえ搭載無しの「発想は素晴らしいです」の評価止まりっていうな…

が、後にハードが売れ、ゲーマーの熱帯環境が整い、内容も調整されて、広報もされて、
ファン達もキャラ版権の事情を察しだしたり、バクセントコア騒動も収まってきて、
一定の評価がされていってジワ売れ10万本越えして成功作品扱いって話らしいです。
Steam版も、お安いこともあって初日ランキング1位とか取っちゃってます。

尚、GG2の発売以降、アークシステムワークスは
初心者配慮・広報活動・3Dグラフィック向上に大きく力を注ぐようになっていきます。

でもお高いんでしょ?

ゲームオンデマンド配信されているので、定価約3000円です。
Steam版で(追加DLC含めて)定価約2000円です。


名前:
コメント:
  • Steamで配信おめ! -- 名無しさん (2016-04-07 02:13:02)
  • このページに、こんなゲームだよってスクショがあったら良いと思う -- 名無しさん (2012-03-03 16:13:01)
  • ギルティギアの無双版か・・・と思ったらRTS要素が強いゲームか!!
    面白そうだなぁ・・・・! -- RTSファン (2010-07-23 02:33:44)
  • ちょっと自信が無いので誰か上手くコメントしてくれるとうれしいです -- sir (2009-07-03 11:17:47)




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