|新しいページ|検索|ページ一覧|RSS|@ウィキご利用ガイド | 管理者にお問合せ
|ログイン|

むさくるしい魔王

かすが     「謙信様、なぜお顔を隠すのですか」
謙信      「かすがにはあやつがみえぬのですか。まっかないでたちをして、
           つののついたかぶとも、かぶっています」
かすが     「あれはたなびくで霧でございます・・・」
信玄      「謙信よ、甲斐に来ぬか。丁重にもてなそうぞ。岸辺にはきれいな花が
           咲いているし、美味い晩飯を佐助がたくさん用意して待っておるぞ?」
謙信      「かすが、かすが!きこえませぬか。
           かいのとらが、わたくしになにかもうしています!」
かすが     「大丈夫です謙信様!枯葉が風にざわめいているだけですわ!!」
信玄      「さあ甲斐に来ぬか。 ワシと部下がもてなすぞ。
           お前をここちよくゆすぶり、踊り、歌うのだ。」
謙信      「かすが、かすが!みえませぬか、
           あのくらいところにむさくるしいものが!」
かすが     「ああ、見えますわ。けれど、あれは古いしだれ柳の幹ですわ!」
信玄      「愛しておるぞ謙信よ。お主の美しい姿がたまらない。
           力づくでもつれてゆく!それがダメなら…!」
謙信      「かすが、かすが!あれがわたくしをつかまえる! 」

かすがはぎょっとして、馬を全力で走らせた。愛しい謙信両腕に抱え、
やっとの思いで春日山に着いた・・・
 馬にはついでに武田信玄が乗っていた。


数字のほうで魔王ネタやってたけど女謙信なのでこっちに。
今は反省している