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秀×半(女)

生温い風が髪をねぶってゆく。
喧騒の中で倒れていく命たち。
むせ返るほどの血と焦げた火薬のにおいに喉が灼けつく。
肺が痛い。熱が篭る。
戦場は好きではない。
否が応にも残された時間が多くはない事を知らしめられる。
どうしようもない焦燥感が僕を襲う。
僕は君に何をあとどれだけしてあげられるだろうか。


戦場を遠く離れても身体の奥にくすぶる熱が消えない。
血の匂いに欲情したかな?
いのちの匂いだものね。
どんなにきつくこの身を縛りつけても、隙間からこぼれ落ちていくいのちの欠片。
繋ぎとめる為に、強く、抱いてくれるかい?
秀半2